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墓じまいをする理由と費用 遺骨はどうなるの?

投稿日:2017年12月8日 更新日:

墓じまいの理由と費用 遺骨はどうなるの?

墓じまいの理由と費用 遺骨はどうなるの?

墓じまいは、墓石を解体・撤去して、寺院や霊園に永代使用権を返還して更地に戻すことを指します。

お金があればお墓を作ることは簡単ですが、片付けるためには行政への届出や業者の手配など様々な手続きが必要で、墓じまいをすること自体に高額な費用がかかり大変な作業になります。

経済的にお墓を買うことができない方がいる中、せっかく購入したお墓を解体して撤去をする理由と費用、墓じまい後の遺骨はどうなるのかをまとめました。

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墓じまいをする理由とは?

20年以上前に私の父親が、おととし母親が亡くなったのですが、姉は嫁いでおり、私も都内で娘たちと生活をしているため、実家に住むことはできませんでした。

売却の件は不動産屋さんに、相続の件は司法書士さんにお世話になり、自分たちで遺品整理をしたりリサイクル業者の方に手伝ってもらったり、庭の大木をどうするのかや、お隣の方との境界線のことが問題となったり、実家の処分は色々と大変でした。

実家は処分しましたが、お墓の使用権取得者=名義人であった母が亡くなったので、私がお墓を継ぐ(承継する)ことになりましたが、このお墓に入るのは私が最後と決まっています。

父と母に続き、私がお墓に入った後は、お墓の名義人は長女に変更されますし、たまにはお墓参りに来てくれるかもしれませんが、10年20年先に、何らかの理由でお寺と長女との連絡が取れず、長期間お墓が放置されたままになってしまった場合は、最終的に無縁墓(むえんぼ)として撤去処分されて、どこのどなたか分からない他人様の遺骨とごちゃ混ぜの合祀墓(ごうしぼ)行きになってしまいます。

私自身はそれならそれで構わないと考えていますが、先祖代々のお墓を守り続けてきた高齢者の方などは、「次の代の子ども達に墓守の負担をかけたくない。先祖代々のお墓を無縁墓にはしたくない。」と、終活の一環で自分の代で責任を持って墓じまいをしようと考える傾向が強くなってきています。

墓石業者や自治体の調査では、すでに約40%のお墓が無縁墓化しており、10年後には約60%以上のお墓は継承者不足で無縁墓になるという結果が出ています。

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墓じまいにかかる費用はいくら?

墓じまいにかかる費用の一般的な相場は、墓石撤去料⇒30万円・お世話になったお寺への離檀料⇒10~20万円・諸手続きの費用⇒10~30万円など、トータルで50~100万円程度のお金が必要となります。

納骨堂に遺骨を納骨する場合は僧侶へのお布施⇒10~20万円も必要となります。

墓石を撤去する業者は墓石屋さんになりますが、クレーン車や小型の重機を使う関係で敷地の狭いお寺などでは墓石屋さんが指定されている場合もありますし、ご自身で決められる場合もあるのでお寺さんに確認をしてみましょう。

墓石撤去費用は1平米あたりいくらという計算方法になりますが、墓地が狭くて重機が入れないと人件費も高くなるので複数の業者に見積もりを出してもらうことをお勧めします。

墓じまい後の遺骨はどうなるの?

墓石を撤去した後は、お墓の中の遺骨を墓石屋さんに取り出してもらうのですが、遺骨が解けていたりカビが生えている場合がほとんどですので、骨壺内の水抜き・洗骨・乾燥・殺菌・散骨の場合は粉骨・手元供養の場合は真空パックにするなどのメンテナンスが必要になります。

墓じまいをした後の遺骨の行き先は、散骨・樹木葬・公営墓地への改葬合祀・菩提寺での永代供養(合祀)・納骨堂・手元供養を選択した方が多いのですが、そもそも、墓じまいをする主な理由は継承者がいなくなるケースですので、管理費や維持費がかからない行き先を選ぶ必要があります。

納骨堂は管理者をたてることが必要で、維持費がお墓と同じくらいかかるので墓じまいをした意味がほとんどありません。

また、改葬合祀や永代供養は、一人ずつ骨つぼでお墓の中に安置するのではなく同じ土の中に他の方の遺骨と一緒に埋葬するので、この方法も無縁墓(むえんぼ)として他人様の遺骨とごちゃ混ぜの合祀墓(ごうしぼ)行きになることとさほど変わらないと思います。

石原裕次郎さんが海に散骨したことがきかっけになったのか、骨つぼ1つ2万5,000円で遺骨を2ミリ以下の粉末にして、家族に代わって海に散骨する散骨代行サービスを利用する方が年々増えています。

あまりにもお手軽すぎて賛否両論ありますが、ご自身が死後どうしてほしいのかを、口頭または遺言やエンディングノートに記載しておくと、ご家族は悩まなくても良いのではないでしょうか?

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