健康

中性脂肪が高い原因と動脈硬化になる危険性 数値を下げる方法とは?

投稿日:2017年8月16日 更新日:

血液検査報告書

血液検査報告書

 
 
健康診断の血液検査の結果が手元に届きました。

「中性脂肪っていう項目の横に
 って書いてあるけど、中性脂肪って何?」

と、以前の私は自分の健康管理に無頓着でした。

検査結果には「要再検査」と記載されていましたが、
そのときは自覚症状がなかったので、
医療機関は受診しませんでした。
 
 
数年後、中性脂肪とは無関係の症状で、
ある病院を受診したときに、
血液検査をしてもらったところ、

私の中性脂肪の数値は、
正常値が50~149mg/dl
のところ、205もありました。

悪玉のLDLコレステロールも
尿酸値も正常値を超えています。
 
 
正常値を超えているので、
正常ではないことは分かりましたが、

中性脂肪・悪玉のLDLコレステロール
尿酸値が多いと何がどうなるのか?

が、分からないまま、
しばらく薬を飲み続けていましたが、

自分の体のことなので、
このままではいけないと思い、

なぜこのように数値が高くなったのか?
この状態が進んだらどうなるのか?
薬に頼らずに数値を下げる方法はないのか?

を調べてみることにしました。

中性脂肪が高くなる原因は?

中性脂肪は、私たちにとっての大事なエネルギー源で、
体温維持や外部の衝撃から内臓を守る働きもありますが、

使われずに余った中性脂肪は、
皮下や内臓や肝臓などに蓄えられます。
 
 
中性脂肪が高くなる原因は、

・運動不足
・食べ過ぎ
・外食が多い
・肉の脂身が好き
・間食がやめられない
・野菜をあまり食べない
・アルコールの摂り過ぎ
・夕食の時間が21時以降なってしまう
・主食はファストフードやコンビニで購入する

ということが考えられます。
 
 
中性脂肪は、アルコールや糖分によって増える傾向があるので、
お酒をよく飲む人や、スイーツなどを好んで食べる人は、
中性脂肪の増加に注意が必要です。

糖質・脂質の摂り過ぎやアルコールの飲み過ぎで、
必要以上のエネルギーが体に入ったり、

運動不足でエネルギーが消費されないと、
中性脂肪の数値が高くなります。

アルコールは、
中性脂肪を分解する酵素の働きを低下させるので、
中性脂肪値を高める原因となります。
 
 
中性脂肪の生成方法は2通り

中性脂肪は食事から摂取されるほかに
肝臓でも合成されており、

糖質や炭水化物を摂り過ぎても中性脂肪が増加しますし、
アルコールを飲み過ぎると、肝臓での中性脂肪の合成を促進します。

中性脂肪が肝臓に過剰に蓄積すると脂肪肝となり、
その状態が慢性化すると肝硬変へと進行する恐れもあります。
 
 
健康診断で中性脂肪が150mg/dl以上
という結果が出た場合は、

脂質異常症の可能性や、
大きな病気が潜んでいる場合もあります。

医療機関を受診して、
再度血液検査や精密検査をしてもらいましょう。
 
 
血液検査の目的は、
絶食で蓄えられた中性脂肪が、
血中にどれくらい放出されるかを
チェックするためです。

ですので、健康診断時に絶食せずに
採血したのであれば、

正確な数値を調べるために、
絶食してから再検査をしてもらうことをおススメします。

中性脂肪が高いと動脈硬化になる危険性がある

中性脂肪とコレステロールの関係

中性脂肪が高くなると
善玉のHDLコレステロールが減少し、
悪玉のLDLコレステロールが増加します。

中性脂肪や悪玉コレステロールは、
動脈(血管)の内壁にこびりつき、
血液の流れを阻害して動脈硬化を進行させます。
 
 
善玉コレステロールが減ってしまうと、
血液中の悪玉コレステロールを肝臓に運び出して
分解させる役割が果たせなくなり、

悪玉コレステロールが血液中に
たくさん残って溜まってしまうのです。

悪玉コレステロールが血液中に溜まった結果、
動脈硬化が起こります。
 
 
中性脂肪の数値が高いことを知っているのに、
治療をせず放置しておくと動脈硬化が進行して、

心臓であれば狭心症や心筋梗塞、
脳であれば脳卒中や脳梗塞といった

重篤な病気にかかる危険性が高くなります。

そのため、食生活や今までの生活習慣を改善し、
中性脂肪を減らしていく必要があるのです。
 
 
中性脂肪が多くなると
悪玉LDLコレステロールが増え、
動脈硬化のリスクを高くしますが、

さらに危険視されているのが、

悪玉LDLコレステロールが小型化することで、
悪玉よりも厄介な「超悪玉LDLコレステロール」になり、
動脈硬化のリスクがより一層高くなることです。

 
 
中性脂肪が高くなると、
なぜ超悪玉LDLコレステロールが発生するのか?

その理由はわかっていませんが、

超悪玉LDLコレステロールは、
小さい分、血管内に侵入しやすく、
肝臓に吸収されにくいために血管の中に長く留まり、

さらに、とても酸化しやすいので動脈硬化を促進してしまうのです。
 
 
反対に中性脂肪が減少すると、

超悪玉LDLコレステロールが
普通のLDLコレステロールに戻ることも分かっています。

中性脂肪そのものが、
動脈硬化を進行させるのではありませんが、

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悪玉コレステロールを小型化させる働きがあるため、
中性脂肪を減らすことが重要視されています。

中性脂肪の数値を下げる方法は?

中性脂肪を下げるためには、

アルコールを控えたり、
有酸素運動を取り入れると同時に、

中性脂肪を多く含む食品を避けて、
中性脂肪を下げる食品を摂ることが
重要になってきます。
 
 
血液検査の結果で、
中性脂肪や悪玉コレステロールが高いと分かり、

自宅で食生活を改善できたり、
職場にお弁当を持参できる方はよいのですが、

外食を避けらない方もいらっしゃると思います。
 
 
中性脂肪が高い方が外食をする際に、

少しでも中性脂肪の摂取を減らすための
メニュー選び方のポイントをご紹介します。
 
 
外食 ごはん編

NG:とんかつ定食・アジフライ定食・丼物など
OK:野菜の煮物定食・煮魚定食・焼き魚定食・刺身定食など

とんかつなどの揚げ物は、
油を吸収しているので、
カロリーがとても高いです。

肉より魚という点では
アジフライ定食の方が、
とんかつ定食よりはよいのですが、

油での調理によりDHAやEPAが減少しています。
 
 
また、天ぷらやフライは衣が厚いほど、
油の吸収率は高くなるので、

中性脂肪が高い方は、
揚げ物を使ったメニューは
避けたほうが賢明です。
 
 
また丼物は普通のご茶碗の
1.5~2倍近くのごはんが盛られます。

炭水化物の摂り過ぎは中性脂肪を上げる原因になります。

ごはんは少し残すか、
初めから少な目に盛ってもらうようにお願いしましょう。
 
 
おススメは和風定食です。

ごはんなどの炭水化物や、
タンパク質を中心としたおかずと、

野菜を使用した副菜と汁物がつくので、
栄養をバランスよく取ることができます。

魚には、中性脂肪を下げたり、
動脈硬化を防ぐ作用のある、
DHAやEPAが含まれているので、
焼き魚定食や刺身定食が特におススメです。
 
 
外食 麺類編

麺類には、ラーメン・パスタ・うどん・蕎麦・焼きそばなどがありますが、

中性脂肪が高い方には、
カロリーが高いラーメンよりも、

低GI食品のパスタか蕎麦が良いでしょう。

GI値とは、炭水化物を食べた後の
血糖値の上がるスピードを示した指数のことです
 
 
GI値が高い食品を食べると血糖値は急激に上昇するので、
体は血糖値を下げようとして、

膵臓からインシュリンを大量に分泌するのですが、
このインシュリンには脂肪を作ってしまう働きがあります。

代表的な高GI食品は精白されている食パンや白米です。
 
 
逆に低GI食品は、血糖値が緩やかに上がるので、
インシュリンがたくさん分泌されず、
結果的に体に脂肪を溜め込みにくくなるのです。

インシュリンには、
血糖値を下げる働きのほかに、
脂肪を作る働きもあるので、

血糖値の上昇を緩やかにする低GI食品は、
中性脂肪が高い方の食生活改善にも役立ちます。
 
 
パスタ

どのお店でも同じとは言い切れませんが、

イタリアン料理店では、
中性脂肪を上がりにくくする、
オリーブオイルを使用している場合が多いです。

そしてパスタは低GI食品ですし、

中性脂肪を減らす効果のある
トマトなどの緑黄色野菜をたっぷり使用した
料理を選ぶことをおススメします。

因みに、
イタリアン料理が主食となる地中海地方では、
動脈硬化の病気にかかる率が低いと言われています。
 
 
蕎麦

蕎麦のGI値は食パンの約半分です。

蕎麦の原料は、そばの実や小麦粉で、
エネルギー源となる炭水化物やタンパク質が多く、

脂質を排出や脂肪の代謝に有効な
食物繊維やビタミンB群が含まれており、

そばの実には、
「ルチン」というポリフェノールが含まれており、
この「ルチン」が中性脂肪を下げると言われています。

さらにルチンには抗酸化作用があり、動脈硬化を防ぐ働きもあります。
 
 
ただ、蕎麦は、炭水化物が主体の料理のため、
蕎麦だけを食べていたのでは栄養が偏ってしまうので、

副菜も合わせて摂り、
バランスの良い食事を心がけましょう!
 
 
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