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コレステロールはLH比の改善が重要 善玉を増やし悪玉を減らす方法

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心筋梗塞 暮らし/衣・食・住
心筋梗塞

心筋梗塞

心筋梗塞


 
 
私は病院で血液検査を受けたところ、

「悪玉コレステロールと中性脂肪、
 尿酸の値が高いです!
 今日出す薬を毎日きちんと飲んで下さいね!」

と医師から言われ、現在投薬治療を受けています。
 
 
投薬前の脂質代謝と尿酸の値は、
 
HDL(善玉)コレステロールが66
(正常値:女性40~96mg/dl)

LDL(悪玉)コレステロールが183
(正常値:70~139mg/dl)

中性脂肪が205
(正常値:50~149mg/dl)

尿酸値が7.3
(正常値:女性2.5~7.0mg/dl)

という結果でした。
 
 
以前、会社の健康診断を受けたときも、
コレステロール値が高く、

「要再検査」という通知が届いていたのに、
自覚症状がないため放置していましたが、

これを機に自分の病気のことを
調べてみることにしました。

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コレステロールはLH比の改善が重要

善玉と悪玉コレステロールが正常値であっても、

LH比という比率が高いと危険ですよ!
というお話です。

LH比とは、
「LDLコレステロール値÷HDLコレステロール値」
で示される比率のことです。

私の場合は、
LDL(悪玉)コレステロールが183で、
HDL(善玉)コレステロールが66なので、
「183÷66=2.7」で、LH比は2.7となります。
 
 
LH比と血管内の状態の関係は、

1.5以下:きれいで健康な状態

2.0以上:コレステロールの蓄積が増えて
      動脈硬化が疑われる

2.5以上:血栓ができている可能性あり。
      心筋梗塞のリスクもあり。

 
 
と、なっているので、
私は投薬治療を受けていなければ、
心筋梗塞のリスクがあったということですね。
 
 
では、

LDL(悪玉)コレステロールが135で、
HDL(善玉)コレステロールが45という、

善玉・悪玉ともに正常値の方の
LH比はどうなるでしょうか?
 
 
「135÷45=3」で、LH比は3となります。

血栓ができている可能性あり。
心筋梗塞のリスクもあり。

という、以前の私と同じ、
動脈硬化が進んだ非常に危険なレベルですね。
 
 
各地の病院の調査報告から、

LDL(悪玉)コレステロール値が正常なのに、
心筋梗塞を起こした患者さんが
非常に多いかったことから、

善玉・悪玉それぞれが正常の範囲内であっても、
心筋梗塞を起こした患者さんの多くが、

善玉とされるHDLコレステロール値が
低い傾向がみられたことから、

LDL(悪玉)とHDL(善玉)は別々に考えるのでなく、
両方のバランスが重要
とされ、
LH比はその目安として注目されています。
 
 
医療機関で推奨しているLH比の目安は、

・他の病気がない場合は2.0以下に、
・高血圧や糖尿病がある場合、または、
 心筋梗塞などの前歴がある場合は1.5以下に

することが望ましいとされています。
 
 
LH比の計算は、

「LDLコレステロール値÷HDLコレステロール値」
と、簡単なので、健康診断の結果が出たらLH比を計算してみて、

黄色信号だったら食生活の改善やご紹介する運動を取り入れてみて、
数値を確認するために医療機関を受診しましょう。

 
 
私の場合はコレステロールと密接な関係がある
加齢や更年期障害も加わっているで、

薬を飲まなければ正常値に戻ることは
なかったと承知はしていますが、

薬は肝臓に負担がかかるので、

可能であれば投薬治療をやめて、
ゆくゆくは、食事制限と運動だけで
正常値を保てるようにしたいです。

善玉コレステロールを増やし悪玉コレステロールを減らす方法とは?

今回は、善玉コレステロールを増やしつつ、
悪玉コレステロールを減らすことのできる
有酸素運動についてまとめてみたいと思います。

テレビ番組の「ためしてガッテン」や
「世界一受けたい授業」で放送されて、

大反響を呼んだ、「スロージョギング」と「スローステップ
をご紹介します。
 
 
スロージョギングとスローステップを
考案・提唱されているのは、

福岡大学スポーツ科学部教授で、
身体活動研究所所長の田中宏暁氏です。

田中宏暁氏は医学博士でもあり、
専門は運動生理学で、

肥満・動脈硬化性疾患などの疾病の治療と予防
健康増進・競技力向上に有効な運動処方に関する
基礎的、応用的研究を主にされておられます。

 
 
スロージョギングとは、ゆっくり走ることですが、歩く速度でOKです。
歩く速度だからこそ続けることができて効果が上がるのです。

筋肉には速筋(そっきん)遅筋(ちきん)があります。

遅筋は瞬発力は発揮できませんが、
持久力に優れていて、疲れにくいという特徴があります。
 
 
スロージョギングは、遅筋だけを使ってゆっくり走るので、
疲れにくく長く走り続けられ、脂肪がどんどん燃焼していくのです。

実験の結果、
スロージョギングの方がウォーキングよりも、
消費カロリーが1.6倍多く、

筋肉内の毛細血管が増えることも分かりました。
 
 

動脈硬化はまず毛細血管から衰え始めます。

毛細血管が柔軟性を失って必要なときに拡張・収縮機能が低下すると、
全ての臓器へ血液がスムーズに回らなくなるのです。

 
 
スロージョギングで筋肉内の毛細血管が増えることで、
血管年齢が若くなり、

糖や脂肪がエネルギーとして効率よく消費され、
血糖やコレステロールがコントロールされるのです。
 
 
スロージョギングをはじめよう!


 
雨の日や暑い日や寒い日には外に出たくない。

運動したいけど外に出るのがなかなか難しい方には、
スロージョギングではなくスローステップがおすすめです。

スローステップは、高さ20cmほどの昇降台を使った運動なので、
自宅で簡単に行えるのに、スロージョギングと同等の効果があります。

スロージョギングと同じく遅筋を使うため、
疲れにくく長く続けることができます。
 
 
にこにこステップ運動


 
動画のような運動を10分間、1日2~3回行います。

ステップ台の高さは20cmが基本ですが、
身長や体力に合わせて低目にセットして、

10分間続けられる高さで行って下さい。

ステップ台を購入しなくても、
代わりになる物があれば、

安全面を十分確認した上で
お使いになっても良いと思います。
 
 
スローステップの効果

簡単なスローステップ運動ですが、
スロージョギングにも負けない効果があります。

筋トレ効果も高いので、
高齢者の方は転倒予防や寝たきり予防にもなります。

スローステップは自宅でパジャマのままでもできるので、
手軽に運動を楽しめそうですね♪

さいごに

今回は、善玉と悪玉コレステロールは
LH比の改善が重要なので、

悪玉コレステロールを減らして、
善玉コレステロールを増やしてくれる、

一挙両得で誰にでも楽にできるスロージョギングと
スローステップをご紹介しました。
 
 
「老化は足から」という諺があります。

血液検査の結果に異常はなくても、
やはり人間にとって歩くことは大事なことなのだと、
改めて感じました。

足は第2の心臓とも言われています。

下肢に流れた血液を、
重力に逆らって心臓まで戻すという、

重要な役割を担っているのが、
ふくらはぎのポンプ機能です。
 
 
歩ける方は、スロージョギングを、
雨の日や歩くのが難しい方は、スローステップを、

スローステップも厳しい方は、
椅子やベッドに座ったまま足首の曲げ伸ばしをしたり、

ふくらはぎをマッサージするだけでも、
血行が良くなり、全身の機能回復に役立つので、

是非、短時間でも良いので、
毎日の生活に取り入れましょう!
 
 
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