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医師宛ての詐欺まがいな投資用マンションの勧誘電話の撃退法とは?

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詐欺まがいな業者って、

人を騙して何かを売りつけるのが仕事なので当たり前な話なのですが、
平気で嘘の電話を架けてくるんですよね。

私の勤めている病院の交換室にも、
ターゲットの医師とコンタクトを取ろうとする業者から、
毎日のように電話があります。

他病院の医師を名乗る場合と
院内の医師の名を名乗る場合の2パターンなのですが、
なぜか院内の医師を名乗る割合の方が多いです。
 

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医師に電話を架けてくる詐欺まがいな業者の失礼な名乗り方

他病院の医師を名乗る場合

詐:「〇〇病院の△△だけど、◆◆科のA先生に繋いで!」

という電話が架かってきた場合は、
他病院ですと相手が実在する医師かどうか判断が出来ないですし、

基本的には、◆◆科のA先生とまで名指しをしている場合は、
スケジュールを確認して院内にいて診療中でなければ内線番号を呼び出します。

◆◆科と言わない場合は
私:「恐れ入ります。Aは何科の医師でしょうか?」と確認します。

詐:「え~っと◇◇科・・かな?」
   と口篭った場合は怪しいです。

ほとんどが取り次いでも、
医:「そんな病院も医師も知らないよ!断って!」
   となりますが、そのまま伝えるわけにはいかないので、

私:「恐れ入ります。呼び出しましたが、Aは只今診療中でございます。」
私:「恐れ入ります。呼び出しましたが、応答がございませんでした。」

などと言って対応します。

このパターンだとその後、何度も架かってくるので困りますね
 

 
医師の振りをしているようなのですが、病院名を名乗らず、

詐:「あ~、どうも、こんにちは。A先生お願いします。」と言うので、

私:「恐れ入りますが、どちら様でいらっしゃいますか?」とたずねると、

詐:「〇〇と申します。」のみ。

私:「恐れ入ります。どちらの〇〇様でいらっしゃいますか?」とたずねると、

詐:「〇〇と言っていただければ分かりますよ。」

私:「さようでございますか。では、恐れ入りますが、どのようなご用件でしょうか?」
   と更にたずねると、

詐:「〇〇と言っていただければ分かりますよ。」の一点張りで、
詐:「こっちも診療中なんだから早くしてくださいよ~」と急かしてきます。

私:「ご用件をお伺いできないとお繋ぎできかねます」と言いたいところですが、

先生の内線番号を呼び出して、
私:『「〇〇と言ってもらえば分かる」としか仰らないのですが・・・』と言うと、

医:「〇〇さん?誰だろう?じゃあつないで。」と電話に出て下さいます。

取り敢えず電話口に先生を出させる目的で、
わざと苗字しか名乗らないようです。

先生には申し訳ないのですが、直接断っていただくのが一番ですね。
 
 
院内の医師の名を名乗る場合

詐:「あ~お疲れ様です。〇〇科のBだけど、研修医のC君に繋いで!」
という電話が架かってきました。

ウチの病院の先生だったら「お疲れ様」なんて言わないよね~・・・
爽やかでフレンドリー過ぎるし・・・
「C君」じゃなくて「C先生」って言うはずだし・・・

ナンバーディスプレイを見ると外線番号

急いでB先生の診療日スケジュールを確認すると、
この時間は診療中になっている。

なぜ外線から?

しかもランプ式の出退表示盤が
点灯しているから院内にいるはず・・・

私:「恐れ入ります。どちらの病院のB先生ですか?」

詐:「〇〇病院に決まってるじゃないか!」

私:「Bは院内におりますが、先生、どちらからお電話をされていますか?」

詐:「い、院内からに決まってるでしょ!」

私:「少々お待ち下さい」と本物のB先生に確認しているうちに、
この電話は切れました。

因みにC君と呼ばれたC先生は、
男性のようなお名前ですが女医さんなんです。

後で話を聞くと投資用マンションの勧誘電話だったということがほとんどです。

研修医はターゲットになりやすいという話も聞いたことがあります。
 
 
時々、直接医師を指名してくるのではなく、
どこかの部署から上手く院内の電話に潜り込む強者(?)もいて、

医師に繋がったあとはいきなり
詐:「先生!節税対策はどうされていますかぁ?」と
馴れ馴れしく話を切り出すそうです。

そもそも他人の名前を騙って電話を取り次いでもらおうとする営業マンに、
投資や資産運用を任せる人がいるのでしょうか?

投資用マンションなどのしつこい勧誘電話の撃退方法とは?

私が勤めている病院の交換室では、

◆◆科のA先生や◇◇課のDさんとまで名指しをしてくる場合は、
明らかに怪しい方でなければあまり用件を聞かずに内線番号を呼び出すのですが、

業者は看護師さんのリストも持っているようで、
看:「資産運用の勧誘電話だったわよ!よく内容を聞いてから回してちょうだい!」
とお叱りを受けてしまったこともあります。

病院という特殊な場所柄、相手から用件をどこまで聞くかは
難しいところなのです。
 
 
投資マンションの電話勧誘販売は販売特定商取引に関する法律の規制を受けるので、
 

第四節 電話勧誘販売
第16条 氏名等の明示
事業者は、電話勧誘販売をしようとするときは、消費者に対して、事業者名称、担当者氏名、商品・サービスの種類、並びにその電話が契約締結の勧誘をするためのものだということを告げなければならない。

第17条 断った人への勧誘の禁止
事業者は、電話勧誘をされても契約締結をしないことを、意思表示した消費者に対して、契約締結について勧誘をしてはならない。

 
 
電話口に出てくださったご本人の判断によるところですが、

「特定商取引に関する法律はご存知ですか?」
「16条により、氏名、つまり苗字と名前を言わなければならないので、下の名前も教えてください」
「私は投資マンションの契約を締結する意思はありません。第17条によりこれ以上の勧誘はお断りします」

毅然と断るのが最も良い方法ですね!

余談ですが・・・

詐欺まがいな電話があった日は、いつも以上に警戒心が強くなるのですが、

ある日、出張や研究日で外出中の本物の医師から院内の医師へと
取り次ぎ依頼の電話が5件続けて入りました。

医師の声をまだ覚えられていなかった新人の時に、
5件とも私が受けてしまい、

しかも全員を疑ってかかってしまったので、
先生方に呆れられてしまいました。

今でも声を聞き分ける自信はありません。 

m(。≧Д≦。)m スミマセン!!

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