愛犬の避妊手術を受けるか受けないかとても迷って、生後6ヶ月で受けることにしました。
手術そのものは成功しましたが、飼い主のせいで抜糸が延期になりました!
避妊手術後の様子と、今回購入した術後服【エリザベスウエア】を動画つきでご紹介します♪
犬の避妊手術を受けると決めるまでの迷い
皮膚病で通院中の動物病院で、愛犬(フレンチブルドッグ)の避妊手術の相談をしたところ、手術に一番適している月齢は、最初の生理がくる前の生後6ヶ月くらいで、6ヶ月を過ぎると脂肪がつきやすくなって手術のリスクが高まるとのことでした。
健康な体にメスを入れることに抵抗がありましたし、短頭種のフレンチブルドッグは麻酔で呼吸困難に陥る可能性が、ほかの犬種に比べて高いので物凄く迷いました。
家族と何度も話し合い、将来、子宮や卵巣の病気で重篤な状態になってから手術を受けるよりは、体力がある今のうちに子宮と卵巣を切除してもらった方が良いと考えて避妊手術をお願いすることにしました。
犬の避妊手術前後の流れ
手術前日の食事は21:00までに済ませ、当日の朝から絶食で11:00頃に動物病院に連れて行きました。
血液検査のほかに、1週間前に、突然、呼吸がおかしくなったので、念のため胸のレントゲンも撮ってもらい、異常がなかったので午後から避妊手術が始まりました。
夕方、1時間ほどで手術が無事終了したことと、麻酔が切れても痛がっていないことを電話で教えていただきホッとしました。
翌朝9:00にお迎えに行き、お薬と摘出した小さな子宮と卵巣を受け取りました。
獣医さんに、傷口を舐めるようならエリザベスカラーを装着する必要があるけれど、いつも通り過ごして良いと説明されました。
エリザベスウエアを購入してあることを伝え、着させても良いと許可を得ました。
犬の避妊手術後の自宅での様子
事前にほかのワンちゃんの術後の様子を調べたところ、
・熱が出た
・傷口が痛くてほとんど寝ていた
・痛みで排尿や排便がスムーズにできなかった
などと書かれていたので、回復するまでに数日かかるものと思っていました。
うちの子は、帰宅してキャリーバックから出すと、何事もなかったかのようにトコトコと足早に歩いて、カーペットの上で大量のオシッコをしてしまいました!
その後、家族の顔を見て嬉しそうに尻尾を超高速でブンブン振って抱っこをせがんだり、おもちゃを噛んで遠くにポーンと飛ばして猛ダッシュで取りに行ったりと、術後とは思えないほど元気でした🐾
エリザベスカラーの代わりになるエリザベスウエア
傷口が開いてしまうんじゃないかと心配になるくらい元気なので、少しでも安静にさせようとケージに入れると「外に出してぇ~!!!」と言いたいのか、吠えながらジャンプを繰り返したり、木製ケージをガリガリカジって木くずを食べようとするので、結局、部屋の中を自由に歩かせることにしました(-_-;)
獣医さんから、傷口を舐めさせないように!と言われているので、最初はAmazonで購入済みのエリザベスカラーを装着しようと考えていました。
このエリザベスカラーは首元が柔らかい素材で、皮膚病の薬用シャンプーをする時に、首から上にシャンプー剤が飛ばないように便利に使っているのですが、術後の傷口は簡単に舐めてしまいそうなので、首元が硬い大きなエリザベスカラーを購入するほかに良いグッズはないかと調べたところ、エリザベスウエアに辿り着きました。
エリザベスウエアのおススメポイントは?
犬種によって体型が違い、オスとメスでは排尿の場所が違うので、エリザベスウエアには、犬種別・オスメス別のデザインがあり、色は、男の子はブルーで女の子はピンクです。
素材は伸縮性の高い柔らかい布地で、背中が大きく開いておりマジックテープで調節ができるので、着せたり脱がせたりがとても楽で、洗濯後の乾きが早いです!
Amazonにはフレンチブルドッグ用がなかったので、楽天で購入しました!
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サイズは3種類(犬種によっては5種類)から選べますが、採寸が上手くできなかったため、大は小を兼ねるという安易な考えで一番大きなLサイズを選んでしまいました。
ブカブカなので面テープを貼ってウエスト部分の調節はできましたが、オシッコをするときにウエアの股の部分がフィットしていないため濡れてしまいました。
エリザベスカラーは、シャンプー時以外は、飼い主が噛まれないように使っていたのですが、透明でもモノとモノの間を通り抜けるのが大変だったり、壁にぶつかったり、寝苦しそうにしていたので、術後のつらい時に、今使っているモノより硬いエリザベスカラーを装着するのは可哀想な気がしていました。
エリザベスウエアなら傷口を舐めることもなく、カラーのように鬱陶しくないので快適に使えています。
エリザベスウエアの洗い替えはコレ!
オシッコをするときにエリザベスウエアの股の部分が濡れてしまったので、洗い替えに人間用のヘアーバンドをお腹に巻いていました。
獣医さんには、傷口を舐めなければそのままでも良いと言われましたが、何かの拍子に絆創膏がベリッと剥がれてしまうのが怖かったからです。
お尻をプリプリ振って歩いているうちにヘアーバンドがお尻側に移動してしまうので、ヘアーバンドを2本にしてみましたが縫い合わせた部分がちょっとキツそうなので、1本に戻してときどき傷口が隠れているかをチェックすることにしました。
犬の避妊手術後の抜糸が延期になりました!【動画】
エリザベスウエアは速乾性で助かりますが、オシッコの度に濡れてしまうと困るので、洗い替え用のヘアーバンドをエリザベスウエアの上からつけたところ、股の部分がフィットしてオシッコがウェアにつかなくなりました。
抜糸予定日までこのスタイルでいたせいか、一部、傷口の状態が悪い部分があり抜糸が3日後に延期になってしまいました!
皮膚病を持っているせいかもしれないけれど、ヘアーバンドで傷口が蒸れてしまったのではないか?という獣医さんの見立てでした。
獣医さんに相談をせずに勝手なことをしてしまったせいで皮膚病のシャンプーも延期になり、体を痒がる愛犬に可哀想なことをしてしまい大反省しました。
まとめ
おケチな私は、エリザベスウエアを購入してから、「アレ?普通のつなぎタイプの犬服でも良かったんじゃないかな?」と思いました。
でも、今回はたまたま元気だったものの、術後にぐったりしている場合は、面ファスナーで背中が大きく開いていて、ビヨ~ンと伸びて着脱が楽なエリザベスウエアはやはりおススメです!
皮膚病の痒みでしょっちゅう後ろ足で全身を掻くので、避妊手術の傷が治ってからも皮膚を保護するためにエリザベスウエアを愛用しています(⋈◍>◡<◍)。✧♡
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