汗のかき方は人によって異なっていて、暑くてもほとんど汗をかかずに涼しい顔をしている人もいれば、真冬でも全身は寒いのになぜか脇汗だけかいてしまうという人もいます。
人前で、緊張やストレスやその他の理由で通常よりも多く脇汗をかくと、臭いや脇の下にできた汗染みが気になりますよね?
制汗剤などを使っても効果がない場合の脇汗を止める方法についてまとめました。
脇汗でできる脇の下の汗染みが恥ずかしい!
・脇汗とかくと脇の下に汗染みができて、目立って恥ずかしいので好きな色の洋服が着られない。
・白い服を選んでも脇の下が黄ばんでしまって目立つし、頻繁に買い替えなければならない。
・体にぴったりフィットする洋服が好みなのに、脇汗が気になってゆったりしたデザインの服しか選べない。
・周りの人に脇汗の臭いが分かってしまうのではないかと気になり、人間関係が上手くいかず勉強や仕事に集中できない。
・脇汗が気になって何度も制汗剤を塗り直したり洋服を着替える。
・脇汗パッドや制汗シートが手放せず、脇汗を意識すればするほど脇汗が出て困る。
・ワキガの手術で臭いは治まったが汗の量は変わらない。
以上のように脇汗が多く出る症状を、腋窩多汗症(えきかたかんしょう)といいます。
腋窩とは脇の下のことで、もともと汗腺が集中していて、気候や室温、運動による発汗、緊張やストレスなどで、汗をたくさんかきやすいため、学校や職場内、通学や通勤などの避けては通れない日常生活に、支障をきたしてしまうほどの重度の腋窩多汗症患者さんは全国に220万人以上いると推定されています。
脊髄損傷・感染症・内分泌疾患などの病気や、内服薬が原因となる場合がありますが、腋窩に限らず、手汗や足汗などを含む多汗症は、明ら
かな原因が分かっていないのが現状ですが、多汗症の患者さんの約7割に症状が遺伝することが分かっています。
脇汗を止める方法はあるの?
日本で販売されている制汗剤(スプレー・ロールオンタイプ・パウダータイプ・拭き取りシート)を使っても効果がない場合は、通販で購入できるクリアネオや、ドラッグストアや通販で購入できる、日邦薬品のオドレミンなどの塩化アルミニウム液を試す方が多く、人気が高い商品です。
クリアネオ
クリアネオは通販で購入することができる国産の医薬部外品で、殺菌力・抑臭効果が99.999%と高く、朝1回の使用でokです。
モンドセレクション2017で銀賞を受賞し、楽天ランキングのデオドラント制汗剤部門・ボディケア部門・デオドラント制汗クリーム部門で連続1位を獲得し、たくさんのメディアで「臭いを抑えるクリーム」として取り上げられています。
全額返金保証がついているので、体質に合うかどうかを試してみることをお勧めします。
塩化アルミニウム液
塩化アルミニウム液には、脇の下の汗の出口の汗腺を塞ぐことで発汗を抑える収れん効果があるため、副作用としては、皮膚の乾燥や痒み、かぶれる場合もあり、脱毛直後やかぶれやすい方は使用を避けることをお勧めします。
使用前に瓶をよく振ってから、入浴後の清潔な肌に適量を指で塗布しますが、衣類が変色・脱色する場合があるため、患部をよく乾燥させてから着用して下さい。
日本で販売されている塩化アルミニウム液を使って副作用もなく効果を実感したけど、もう少し効果が高い商品を使ってみたいという場合は、海外の塩化アルミニウム液を購入する方法もあります。
逆に、効果は実感したけど、痒みが気になるのでもう少し肌に負担の少ない塩化アルミニウム液を探している方は、医療機関で診察後、薬を調合してもらえる場合もあります。
診療機関を受診する
腋窩多汗症で日常生活に頻繁に支障が生じると感じる方は、皮膚科や形成外科、ペインクリニックを含む麻酔科などで健康保険適用で治療が受けられる場合があります。
脇汗について相談のできる診療機関はこちらから検索できるので、まずはお近くのお医者さんを探して、脇の多汗症の診療を行っていることを事前に確認して下さい。
診療機関で行われている腋窩多汗症の治療方法
塗り薬
診療後、症状や皮膚の状態に合わせて調合した塩化アルミニウムなどを有効成分とするお薬が処方されます。持続期間が短いので、数日~数週反復して脇の下に直接塗布します。
ボツリヌス治療
ボツリヌス療法は原発性腋窩多汗症の中でも、対象となるのは重度の方に行われる方法で、ボツリヌス菌がつくる天然のタンパク質から作った薬を脇の下に注射して、交感神経から伝達される汗を出す指令をブロックして必要以上の発汗を抑える治療法です。
効果の程度や持続期間には個人差がありますが、通常は治療後2~3日で効果が出始めて約4~9か月間持続します。
重度の原発性腋窩多汗症であると医師から診断された場合は、健康保険適用で治療を受けることができます。
自己負担額が3割負担の方の場合は、診療機関で異なりますが、注射を1回受けたときの治療費は約3万円程度プラス初診料などが加算されます。
飲み薬
抗コリン薬や漢方薬が多汗症の治療薬として処方されます。塗り薬や注射液と異なり、脇汗のほかにも、手汗・足汗などの広い範囲に効果があることが特徴です。
手術
神経を切断する手術など、種類によっては健康保険が適用されます。手術の他に、神経ブロック・レーザー療法・心理療法などもあります。
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