介護の必需品は家庭用ナースコール 見守りは重要です!

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介護する人される人
 
 
在宅で家族を介護をしている人は、家事もしなければならないので、キッチンや2階に移動したり、ゴミ出しのために少しの間外に出るなど、短時間ではあっても病人のそばを離れることがありますよね!?

キッチンや2階や外から戻ってきたときに、病人が自分を呼んでいた、という経験はありませんか?
 
 
私は20年以上、体の不自由な姑のお世話をしてきましたが、狭い家なので、大きな声で私を呼んでもらえば何の問題もありませんでした。

それが良くなかったのかもしれません。
 
 
ある日の早朝、2階のベランダで私が洗濯物を干していたときに、姑の声が聞こえなかったせいで大変なことになってしまいました。

介護の必需品の家庭用ナースコールについてまとめました。
  

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介護の必需品は家庭用ナースコール!

姑は、ベッドサイドのポータブルトイレまでなら歩けるのですが、首に損傷があるため常にコルセットをしていて下を向くのも大変で、両手両足も不自由なので、普段からトイレに行きたくなったら必ず家族を呼んでもらうようにしていました。

ある日の早朝、姑が尿意で目を覚ましたときに、私がいないことに気づき、何度も私や他の家族を呼んだそうなのですが、この日は風が強く2階のベランダで洗濯物を干していた私の耳に姑の声は届かず、爆睡していた他の家族にも姑の声は聞こえませんでした。

夜間は念のために紙おむつをつけて寝ているので、そのまま紙おむつにしてもらっても良かったのですが・・・

姑は1人で用を足そうとしてベッドから起き上がって、手摺りにつかまってポータブルトイレまで辿り着き、トイレのフタを開けるために頭を下げて、不自由な両手でトイレのフタを開けながら頭を元の位置に戻そうとしてそのまま脳貧血を起こし、尻もちをつく格好で後ろ向きに倒れてしまいました。
 
 
「ドスーン!」という音が他の家族の耳に届き、ベランダにいた私に知らせてくれ、全員でダッシュで姑のもとへ行き、すぐに病院に連れて行ってレントゲンを撮ってもらった結果、胸の骨が折れていました。

「姑に痛い思いをさせて申し訳なかった。家庭用ナースコールを用意しておけば良かった。」と未だに後悔しています。

家庭用ナースコールには色々な種類があります


ELPA ワイヤレスチャイム EWS-20

 
姑は、胸の骨を骨折してから、約1年間の寝たきり生活を送りましたが、運良く骨がついてきました。
 
高齢で持病があるので、骨はつかない可能性が高く、一生、寝たきり生活になるかもしれないとの診断だったので、お医者さんもビックリしていました。
 
姑が寝たきりだった期間は、他の家族が姑を見てくれているとき以外、私はずっと姑と同じ部屋で内職をしながら過ごしていましたが、姑がリクライニングベッドを起こした状態で過ごせるようになってきたので、家庭用ナースコールを購入することにしました。
 
 
家庭用ナースコールには、コールが鳴るだけのものから、双方で会話ができるものまで、色々なタイプがあります。
 
指先の細かい動作ができる方であれば、ナースコールの送信器の押ボタンが小さくても問題なく押せるかもしれませんが、姑の場合は指先が変形していて力が入らず押すことができません。
 
左右の手の平を重ね合わせるか、肘でも押せるような大きなボタンのついた家庭用ナースコールを、娘たちが探して買ってきてくれました。
 
ELPA ワイヤレスチャイム EWS-20というコールが鳴るだけの商品です♪
 
 
受信器は私か家族が移動する場所に必ず持って行きます。
 
どこにいてもチャイムの音と、ライトの点滅でお知らせしてくれるのでとても助かってます。
 
チャイムの音量も変えられ、色々なメロディーが選べるので、我が家では【犬の吠える声】に設定してあります。
 
 
ただ器械に頼り切ってしまっては、また同じことが起こってしまう可能性もあるので、定期的にワイヤレスチャイムの電池交換と動作確認をして、長時間、姑を一人にしないように心がけています。

さいごに

病人本人も辛いとは思いますが、介護者も肉体的・精神的にキツイと思います。
 
姑が回復してピンと張っていた緊張の糸が解けたせいでしょうか?
 
私は、心も体も辛くて辛くてどうしようもなくなってしまいました。
 
姑の隣で睡眠を取っていたつもりがきちんと取れていなかったようです。
 
 
他の家族に姑に何かあったら知らせてもらうように頼み、別室で横になると泥のように眠る日がしばらく続きました。
 
何でもかんでも一人で頑張ろうとした結果、私はどうやら介護うつ寸前の状態になってしまったようです。
 
睡眠リズムが整ってきたせいか、肉体的にはだいぶ楽になりましたが、精神的にはあまり変わっていないようです。
 
「私の人生はこのまま終わってしまうのだろうか?」
 
もともとネガティブな私は、自分で楽しみを見つける気力もなく、そう考えてしまうのです。
 
 
体を休めながら今後のことを考えました。
 
この状況を変えるためには自分が変わらなければならないと気づきました。
 
今までは遠慮して「大丈夫、大丈夫!」と断っていましたが、メイン介護者である私が倒れたら、かえって周りに迷惑がかかってしまうので、今後は「手伝おうか?」と、声をかけてくれる家族や親戚に素直にお願いしようと思います。
 
 
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