熱のある子供はシャワーや風呂に入るべき?入浴で得られる効果とは?

発熱時の入浴 暮らし/衣・食・住
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発熱時の入浴

発熱時の入浴


 
人間の毛穴の数は、
大人になるに従って増えるのではなく、

胎児のときから決まっているので、
成長して大人になるまで同じ数です。

小さな子どもにも大人と同じだけの毛穴があるので、
面積に対する毛穴の数は大人より子どもの方が多い
ことになります。
 
 
普段から大人よりも汗っかきな子どもが
熱を出した時には、

酸っぱいにおいが漂ってくるほど
さらに大量の汗をかきます。
 
 
現在アラフィフの私が子どもの頃は、
「熱があるときはお風呂に入っちゃダメ!」

と、親によく注意されていましたが、

お風呂事情が変わった現在では、

「熱があっても湯冷めしなければ
 お風呂に入った方がいいですよ!」

とおっしゃるお医者さんが増えてきているようです。

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熱のある子供はシャワーを浴びても大丈夫?

昔は、お風呂がない家があり、
親戚や知り合いの家のお風呂を借りに行ったり、
銭湯に通ったりしていました。

冬などはその帰り道に湯冷めして、
風邪が悪化する人がいたことから、

熱があるのにお風呂に入るなんてとんでもない!
と、各家庭でお風呂禁止令が出たのかもしれませんね?
 
 
熱が出て、
汗で髪の毛や地肌や体がベトベトになったときに、

蒸しタオルで体を拭いただけでは、
あまりサッパリしないですよね?
 
 
体力のある大人であれば、
自己責任でシャワーを浴びても良いかもしれませんが、

子どものこととなると慎重になってしまいますね?
 
 
子どもは平熱が37℃を超える子もいるので、
37.5℃~38℃の範囲であれば微熱と考えられています。

機嫌がよくて元気もあり、
食欲もあるようなら入浴しても問題はありません。
 
 
「お風呂には入りたくないけど、
 汗をびっしょりかいてて気持ちが悪い!」

と、お子さんが言っている場合は、
短時間でシャワーを浴びさせましょう。

汗を流せばサッパリしますよ。
 
 
ただ、短時間とはいえ、

熱があるときに立ったままシャワーを浴びると、
脳貧血(立ちくらみ)を起こして、

気分が悪くなることもあるので、
シャワーを浴びるときは必ずイスに座らせましょう。
 
 
オムツをしているお子さんが発熱している場合は、
オムツかぶれも心配ですね?

まだお話ができない小さなお子さんですと、
体を拭くか?シャワーにするか?お風呂に入れるか?
と迷うと思いますが、

可能であれば湯冷めしやすいシャワーよりも、
体が温まるお風呂に入れることをオススメします。

熱のある子供はお風呂に入れた方がいいって本当? 入浴で得られる効果とは?

熱のある子どもの汗を流す場合、
湯冷めしやすいとはいえ、
シャワーを浴びさせる方が、
お風呂に入るよりも短時間ですみますし、
体力を消耗せずにすみそうですよね?
 
 
必ずしもシャワーよりもお風呂に入る方がよいというわけではないですが、
お風呂に入る=入浴で得られる効果は大きく分けて3つあります。

温熱効果

体温より高い温度の湯船につかることで、
皮膚の毛細血管が広がって血流が良くなり、
新陳代謝が高まることで、
老廃物や疲労物質(乳酸)が排出されることにより、
凝りや痛みが和らぎます。
 
 
水圧効果

湯船につかることで、
体の表面や血管や内臓にまで大きな水圧が加わり、
手先・足先の末端にたまった血液が心臓に押し戻されて
血液やリンパの流れが良くなります。
 
 
浮力効果

湯船につかると浮力が働いて、
体を自由に動かせるようになり、
体重を支えている筋肉や関節が緩み、
リラックスした状態になります。
 
 
私の子どもは平熱が35.5℃なので、
先日、38℃前後の熱が出たときは、
かなり苦しそうでした。

5日目にようやく熱は下がりましたが、
全身、汗びっしょりになってしまったので、

38℃以下に熱が下がったときを見計らって、
3回ほど、お風呂に入らせました。

マイコプラズマ感染症の疑いと診断されるほど、
ずっとひどい咳が止まらなかったので、
全身が筋肉痛になっていました。
 
 
お風呂に入ったあとは、
筋肉痛が少し和らぎ、

加湿効果で鼻が通り、
絡んでいた痰も出やすくなりました。
 
 

子どもをお風呂に入れるときの注意点

お風呂に入ることで得られるメリットもありますが、
もちろん、お風呂に入らない方がいい場合もあります。

・熱が38℃以上の場合
・悪寒や全身の倦怠感がある場合
・嘔吐やひどい下痢をしている場
・めまいやひどい頭痛がある場合
 
 
お風呂に入る前後の注意点

・脱衣所や浴室は事前に温めておく
・湯温が高すぎると体力を消耗してしまうので、
 汗をかく一歩手前ぐらいの温度に設定する
・疲れるほどの長湯はしない
・入浴後はタオルでしっかり体を拭く
・洗髪をしたときはドライヤーでしっかり乾燥させる
・水分をたっぷり補給する
・湯冷めをしないようにすぐに布団に入る

さいごに

熱のある子どもをお風呂に入れるときは、

小さなお子さんの場合は、
当然ママが見守ると思いますが、

中学生くらいのお子さんであっても
急に具合が悪くなったり、
足元がふらついたりすることもあるので、
保護者の方が必ず付き添って下さい。
 
 
お子さんをお風呂に入れようかどうか迷うのであれば、
お風呂は控えた方が良いと思います。

お風呂に入れないことで症状が悪化するわけではないので、
安静にしていることが一番重要です。

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