50代からの女性の生き方と働き方 人生を楽しむ方法を見つけよう!

50代からの女性の生き方 暮らし/衣・食・住
50代からの女性の生き方
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50代からの女性の生き方

50代からの女性の生き方


私は、50代になり、燃え尽き症候群に似た症状に悩まされるようになりました。

子育ては当然のことですが、寝たきりの姑の介護を献身的に行なってきたつもりでしたが、夫に15年も裏切り続けられていたことが発覚したからです。

発覚してからも姑と夫は別人格だと言い聞かせて介護を続けましたが、姑が夫を庇うような発言をしたため、何もかもが馬鹿馬鹿しくなり、夫の妹に介護をバトンタッチして家を出ました。

私に着いてきてくれると思っていた次女は家に留まることを選択し、何のために生きているのかが分からなくなってから3年が経ちました。

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50代からの女性の生き方

娘たちに修羅場や私の醜い姿を見せてしまいましたし、抜け殻のような私に着いてきて、6畳1間で顔をつき合わせていたら次女が不幸になると頭では理解していましたが、着いてきてもらえなかったことは、やはりショックでした。
 
子育てと介護に懸命だった私が次女と離れて住まなければならず、私が家を出る原因を作った夫は次女と一つ屋根の下に住めるなんて、こんな理不尽なことは納得できないと今でも思っています。
 
現在、夫が反省していようがいまいが、私にしてみれば、家を出た時点で時は止まったままですが、次女にとっては、親類に手伝って貰いながら、自分の母親の介護をしながら仕事と家事をこなす父親の愚行は過去のものになり、部屋は違っても寝食を共にしていれば情が湧き、いつまでも夫を許せない私の考え方を否定される日がくることは想像することができました。
 
既に一人暮らしをしていた長女は、「おばあちゃんの介護から開放されて自由になれるチャンスだと思えば良いじゃん」とポジティブなアドバイスをしてくれ、私の住む部屋を探してくれたり保証人になってくれたりと、色々と世話を焼いてくれましたが、私と一緒に住むことは選択肢にないようでした。
 
私自身、高校を卒業したら両親と距離を置くために家を出て一人暮らしをしたいと望み、わざと自宅から通えない地域にある学校へ進学した経緯があるので、自分の快適な生活を変えたくないという子ども達の気持ちは理解できました。
 
でも、本音を言えば「どうして、人生で一番弱っているこのタイミングで私を一人にするの?」「落ち着くまで一緒にいてくれてもいいんじゃないの?」と思いましたし、子育ても介護ももちろん見返りを求めていたわけではありませんが、長年頑張った結果、こんなご褒美が待っているとは想像もしていませんでした。
 
「私は誰からも愛されていない人間なのだ」という暗い気持ちになり、毎日泣き暮らしていました。
 
娘たちは時々アパートを訪ねてくれたり、外に連れ出してくれましたが、ほとんど食べ物を食べることができず、酷いときにはトイレまで這って行くという廃人同様の生活は2ヶ月以上も続きました。
 
体調の良いときに行っていたeBay輸出は内職程度の収入にしかならず、「アパートの家賃を払えなくなって、このまま私が息を引き取ってしまったら、娘たちに迷惑がかかる」という判断はかろうじてできたので、生きるために仕事を探すことにしました。
 
食品や生活必需品は配達してもらっていたので、ほとんど歩いておらず、全身の筋肉が衰えていたので座ってできるコールセンターで働くことになりましたが、商品やサービスの受注ということで就業した会社の業務内容は実際にはクレーム対応で、お客様に罵詈雑言を浴びせられ、更には男性SVのパワハラ・セクハラは日常茶飯事だったため、続けられなくなるのは時間の問題でした。
 
転職したコールセンターの職場環境は前職とは雲泥の差で申し分なく、コールセンター業務そのものは苦手だったのですが、SVや先輩方がとても優しく接してくれて今でも感謝していますが、実家の母親が亡くなったことをきっかけに、私はまた鬱に逆戻りしてしまいます。
 
独身時代は気が向いたときに実家に帰っていましたが、結婚してからは姑の介護のためになかなか帰れなくなって、父が亡くなり、母は認知症になってしまいました。
 
市内に住む姉が、一日置きに母の面倒を看てくれていたので、認知症でありながら、母は一人暮らしをしていました。
 
私が嫁いだ家を出て自由の身になったときに実家に戻ることも考えましたが、娘たちに会えなくなってしまうので、私は都内に住むことを選択しました。
 
 
母の死因は凍死でした。
 
週3回デイケアに通っていたのですが、車でお迎えに来てくれたデイケアの職員の方に「今日はお休みする」と自分で断ったことを忘れて、寒い冬に一晩中、外に置いてある椅子に座って、来るはずのないデイケアのお迎えの車を待っていたのです。
 
季節が冬でなければ亡くなることはなかったと思っています。
 
その頃には母は電話に出ることもできなくなっていたので、母が部屋の中にいるかどうかが分かるように、遠隔操作で部屋の中の様子が分かるカメラを設置しておけば良かったと後悔しています。
 
姉は「前の週もズル休みをしたから、デイケアから連絡をもらったときに『またか!』と思った。(障害のある)息子を病院に連れて行かなければならなかったから、翌日の朝早くに様子を見に行けば良いと思った」ことをとても後悔していました。
 
姉は両親のお世話を本当によく頑張ってくれました。
 
不審死という扱いになったので、解剖や警察による実況見分が行われたのですが、家の中には母が暮らしやすくするような貼紙や、薬とサプリメントを1袋に入れて、日にちと曜日を書いた付箋を貼っておいたりと、警察の方が感心するほど色々な工夫をしてくれていました。
 
私は「私が一緒に住んでいればこんな亡くなり方をすることはなかったのに」と自分を責め、「私がこんなに薄情な人間だから、子ども達は私と一緒に住んでくれないんだ。因果応報、自業自得とはこのことだ」と、娘たちの気持ちを勝手に決めつけ、再び自分の殻の中に閉じこもるようになってしまいました。
 
「もう、生きていたくない」という気持ちが常に付きまとっていて、「何かを楽しみたい」という気持ちは欠落してしまいました。

50代からの女性の働き方

その後、1年間は騙し騙し何とかコールセンターの仕事を続けることができましたが、ドクターストップがかかり休職することにしました。

しばらく休養しましたが、生活費が底を突くのが怖くなり、病院の電話交換の仕事を始めましたが、体調不良がぶり返してしまい、再び休養することにしました。

その後、在宅でできる、エクセルに見込み客をリストアップするパソコン入力の仕事を見つけて説明会に行ったところ、リストアップだけよりも代理店になってリストアップ⇒テレアポ⇒営業をして成約に至れば報酬が高いと薦められ、「収入を得なくては!」という焦りから代理店登録をしました。

何度か研修担当の方に同行営業をしていただき、その後、一人で数回営業に行きましたが、病んだド素人が成約を取れるほど甘い世界ではないとすぐに知ることになります。

研修担当の方が人情に厚い方で、私が成約を取れるまで、「会社に反対されても僕が責任を持って同行営業をします!」と言って下さるのですが・・・

毎日リストアップ⇒テレアポ⇒営業をしても、成約が0件の可能性も高いので、営業に行くための往復の交通費がマイナスになります。

出費も痛いですが、この仕事をメインにするには気持ちの負担が大きすぎるので、餅は餅屋で、営業のできる方を募ってその方に営業のお仕事をお任せしようと考えています。

そして、年末の1ヶ月間だけでしたが、クロネコヤマトさんで早朝仕分けのお仕事をさせていただき、新年からはパソコン入力のお仕事を始めることにしました。

電話対応のない仕事なので、長く続けられるように今度こそ頑張りたいと思います!

50代女性の人生を楽しむ方法を見つけよう!

私は家族との別離がたまたま50代に起こりましたが、一般的にも50歳前後は子育ても一段落して、この先どのように生きて行ったら良いのか?自分が本当にやりたいことは何なのか?を考える節目の年齢だと思います。

もう50代!?と感じる人と、まだまだ50代♪と思える人とで道が分かれているような気がします。

私は以前に比べると情緒不安定になることは少なくなってきていて、先日は次女の大学のダンスサークルの発表会を長女と一緒に見に行ったり、3人でバスツアーで東京ドイツ村へイルミネーションを見に行ってきたりと良好な関係が続いています。

娘たちと待ち合わせをしてご飯を食べに行ったり、映画を見に行ったり、私の部屋に泊まりに来たり、長女の部屋に泊まりに行ったりすることが「楽しい」と思えるようになり、毎日狭い部屋で顔を突き合わせているよりも、時々3人で会う方がちょうど良いとようやく感じられるようになりました。

荒療治とも言える方法でしたが、無事に子離れすることができたので結果オーライとします。

あの時、家を出ていなければ、娘たちと外食をすることなど夢のまた夢だったので、「まだまだ50代!」という気持ちで、これからは自由を謳歌しようと思っています♪
 
 
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