
東京の美術館の無料鯉のぼりイベント
東京・六本木にある国立新美術館の、もっとも大きい展示室(2000㎡・天井高8m)を、300匹のカラフルな鯉のぼりがダイナミックに泳ぎ回ります!
日本とフランスを代表する有名なデザイナーたちが手がけた、大迫力の作品が無料で観覧できて、鯉のぼりの製作も楽しめるので、ぜひご家族でお出かけ下さい。
鯉のぼりのインスタレーション(オブジェと空間全体を作品として体験させる芸術)、「こいのぼりなう!」の詳細をご案内します。
鯉のぼりイベントが東京の国立新美術館で作品を無料観覧できます!
国立新美術館は黒川紀章が設計した流線型のデザインの建物で、『草間彌生 わが永遠の魂』では一部の展示作品が、また、『ミュシャ展』では、メイン展示の「スラヴ叙事詩」の一部の撮影が許可されたことでも話題を呼んだ美術館です。
その国立新美術館で、世界的に有名なデザイナーの、須藤玲子さん×アドリアン・ガルデールさん(フランス)×齋藤精一さんのコラボによるインスタレーションの「こいのぼりなう!」が期間中、無料で観覧できます。
・開催期間:2018年4月11日(水)~5月28日(月)
・開館時間:10:00~18:00(入場は閉館時間の30分前まで)
※毎週金曜・土曜と、4月28日(土)~5月6日(日)は20:00まで
※5月26日(土)は「六本木アートナイト2018」開催のため、22:00まで開館
・休館日:火曜日 ※但し、5月1日(火)は開館
・観覧料:無料
・会場:国立新美術館 企画展示室2E
・住所:東京都港区六本木7-22-2
※アクセスマップ
テキスタイルデザイナーの須藤玲子さんが、日本の伝統行事に着目してデザインした約300匹のこいのぼりが、フランスの展示デザイナーのアドリアン・ガルデールさんの手によって、展示室をダイナミックに泳ぎまわります。
このインスタレーションは、ワシントンD.C. のジョン・F・ケネディ舞台芸術センターやパリのギメ東洋美術館でも発表され好評を博しました。
国立新美術館の、2000㎡・天井高8mもある、もっとも大きな展示室全面を使った、過去最大級のインスタレーションが楽しめます。
鯉のぼりの製作が楽しめる無料体験コーナーもあります!
また、「こいのぼりなう!」では、展示のほかにも、トークイベント・ワークショップ・こいのぼり制作ができる体験コーナーなどのさまざまなイベントが行われます。
トークイベント
●スペシャル・トーク1 アドリアン・ガルデール
日時:4月11日(水) 14:00~15:30(13:30開場)
会場:国立新美術館 3階講堂
参加費:無料・申込不要
※定員 260名(先着順)
※英日逐次通訳付き
●スペシャル・トーク2 須藤玲子+齋藤精一
日時:5月13日(日) 14:00~15:30
会場:国立新美術館 企画展示室2E内
参加費:無料・申込不要
※定員 100名(先着順)
こいのぼりなう!ワークショップ
こいのぼりなう!ワークショップでは、須藤玲子さんを講師に迎えて、色も柄も手触りも違う布を自由に組み合わせて、卓上に置けるミニサイズのこいのぼりを作るワークショップが開催されます。
毎年、こどもの日には、世界に一つだけの卓上ミニこいのぼりを飾ってお祝いしましょう♪
日程:2018年4月29日(日)
時間:第1回 13:00~14:15 第2回 14:45~16:00
※2回とも同じプログラムを行います。
講師:須藤玲子(テキスタイルデザイナー)
会場:国立新美術館 3階研修室AB
対象/定員:小・中学生とその保護者/各回30名程度
※参加には事前申し込みが必要です
※中学生以上の方は保護者の方の付き添いなしでも参加できます
参加費:無料
申し込み方法:国立新美術館ホームページの申し込みフォームにアスセスして最下部の上記を了承して、申込みフォームを表示するをクリックして、2018年4月5日(木)15:00~4月18日(水)15:00の期間に申し込み手続きを行ってください。
鯉のぼり製作体験コーナー
「こいのぼりなう!」期間中、随時、ワークシートを使って、手軽に鯉のぼり作りが楽しめる無料体験コーナーが会場に併設されるほか、展示されている鯉のぼりに使用されている布を実際に手に取って、布の産地の情報を知ることができるコーナーも設けられます。
また、5月26日(土)には、六本木エリアで行われるアートイベント「六本木アートナイト2018」に連動したスペシャル・プログラムも開催されます。
さいごに
私は、それまではまったくご縁がなかったのですが、仕事で美術館や博物館の作品を観覧するようになってから、世界観が広がりました。
都内にある美術館の中でも、国立新美術館は広々としていて、建物の中から木々の緑も楽しめて、図書館やカフェやレストランやショップも併設されていて、長時間滞在することができるので私のお気に入りの美術館です。
国立新美術館で最も大きい展示室で、元気に泳ぐ、普段見ることのできない鯉のぼりを見ることで、日本の伝統とフランスのデザインが融合した作品に出会うことは、お子様にとって貴重な体験になるかと思います。
幼いうちから、美術館で作品を観覧することはなかなかないと思いますので、この機会にぜひ国立新美術館へ足を運ばれることをお勧めします。
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