歯ぎしりの原因とマウスピースを歯医者で作る理由と意外な効果とは?

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歯ぎしりの原因とマウスピースを歯医者で作る理由
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歯ぎしりの原因とマウスピースを歯医者で作る理由

歯ぎしりの原因とマウスピースを歯医者で作る理由


数年前、奥歯と歯茎が痛くて重だるいので、歯医者さんに診てもらった結果、虫歯ではなく、歯ぎしりが痛みの原因と分かり、マウスピースの装着を勧められました。

歯ぎしりの原因と、マウスピースを歯医者で作ってもらった方が良い理由と、マウスピース装着で得られる意外な効果についてまとめました。

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歯ぎしりの原因とマウスピースが必要な理由とは?

顎の形は成長や老化に合わせて変化するので、歯並びや噛み合わせも変化します。

歯ぎしりは、歯の位置のズレを調節するために自然に行われることなのですが、歯ぎしりが起こる大きな原因はストレスです。

就寝中にストレスを発散させるために、無意識に歯ぎしりを行っているのです。

歯ぎしりには色々なタイプがあり、音を立てて、左右にギシギシと歯をこすり合せるものや、上下にカチカチと歯を噛み合わせるものもあれば、音を立てずに食いしばるものもあります。

歯の位置のズレを調節することも、ストレスを緩和させることも、とても大事なことなのですが、強い歯ぎしりが長期間続くと、歯や歯茎や顎に大きな負担がかかり、歯や歯茎の痛みや、歯が擦り減ることによる知覚過敏、顎の違和感や疲れ、人によっては顎関節症を引き起こす可能性もあります。

そこで考案されたのがマウスピースなのですが、あくまでも予防目的なので、歯ぎしりが完全に無くなることはありませんが、寝ている間にマウスピースを装着することで、歯ぎしりや歯を食いしばる力が分散されて、歯や歯茎に大きな負担が直接かからないようになります。

また、歯の擦り減りを防止してくれたり、治療後の詰め物を長持ちさせてくれたり、歯や歯茎の痛みや重だるさの症状が改善されたり、顎の筋肉疲労が軽減されるなど、メリットはたくさんあります。

歯ぎしりは夜寝ている間に無意識に行われているので、自分自身ではなかなか気づくことができません。

歯医者さんに指摘されて良かったのですが、マウスピースを作るための金額が5000円~6000円だったので、ケチケチな私は、数日間、考えさせてもらうことにして次回の予約をせずに帰宅しました。

歯ぎしり予防のマウスピースは歯医者さんで作りましょう!

マウスピースを作るための予約をせずに帰宅した理由は、なぜか自宅に市販のマウスピースがあったので、ソレを試してみたいと思ったからです。
 
そのことを歯医者さんに伝えると、「きちんと歯型を取って作るマウスピースと、市販のマウスピースとは全然違うんですよ!?」と、ちょっと鼻で笑われてしまいました。
 
帰宅後、さっそく市販のマウスピースを装着してみると、フィットするどころか口の中の異物でしかなく、歯医者さんの仰った意味がすぐに理解できたので、電話で予約を取り、後日マウスピースを作ってもらいました。
 
自分の歯型に合ったマウスピースでなければ、噛み合わせが悪く、歯や歯茎や顎に余計な負担がかかってしまうことがあるので、市販品ではなく歯医者さんで作ってもらうことをお勧めします。

歯ぎしり予防用マウスピースの意外な効果とは?

マウスピースは、歯ぎしりや歯の食いしばりによる歯や歯茎や顎への負担を緩和する効果がありますが、そのほかにも良い効果があります。

マウスピースを作る前の、就寝中の私の状況を娘たちに確認してみると、歯ぎしりはしていなかったとのことでしたので、歯を食いしばるタイプだったようです。

硬い食べ物を噛むときの力は10数kg程度なのですが、意識的に歯を食いしばるときの力は自身の体重程度、そして、無意識に食いしばるときの力は、なんと、その2~7倍もあるのです!!!

無意識の食いしばりで、50kgの人だと100kg~350kgもの力が歯に加わるなんて驚きです!

歯ぎしりの場合は食いしばりよりは少ない力のようですが、いずれにしても、相当な力が歯に加わることで、首や肩、人によっては頭にまで筋肉の緊張が伝わり、首や肩のこりや頭痛を引き起こすことがあります。

ぐっすり眠ったはずなのに、朝スッキリ起きられず、首や肩や身体全体が重く感じるのは、考えてみると当たり前のことなのかもしれませんね!?

マウスピースを装着することで、歯ぎしりや食いしばりによる身体への負荷が少なくなり、筋肉の緊張も和らぐので、マウスピースを装着する前に比べると、寝起きが良くなります。

また、歯ぎしりや食いしばりのせいで睡眠不足だった方の場合は、「マウスピースをしているから、歯ぎしりをしても大丈夫♪」という安心感が得られ、リラックスして眠ることができるので、睡眠障害の改善も期待できます。

さいごに

歯ぎしりの歯への負担を軽くすることが目的のマウスピースなので、歯ぎしりや食いしばりが完全に無くなるわけではありませんが、マウスピースの装着を忘れた翌朝はいつもより首や肩が痛くて頭が身体が重いので、マウスピースの有難みが分かります。

マウスピースのお手入れ方法は、朝、歯磨きが終わった後に、マウスピースも歯ブラシで優しく洗って容器に入れて、入れ歯用洗浄剤を入れるとシュワシュワの泡が出てくるので、夜、水洗いをして装着するまでそのままでOKです!
 
 
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