胃痛の原因は便秘?腸内にガスがたまる理由と膨満感の予防法とは?

胃痛の原因は便秘?膨満感の予防法とは? 暮らし/衣・食・住
胃痛の原因は便秘?膨満感の予防法とは?
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胃痛の原因は便秘?膨満感の予防法とは?
 
 
私は、4~5年前に胃カメラ検査を受けたことがあります。

検査の結果、潰瘍や癌の心配はないとのことでしたが、念のために細胞の検査もしてもらうことになり、後日、キリキリと胃が痛む原因はピロリ菌の仕業だったと分かり、薬で除菌してもらってからは胃の痛みとは無縁になりました。

半年前からまた似たような胃痛が始まり、ピロリ菌の再発の可能性は低いとしても、また胃カメラを飲まなくてはならないと思うと憂鬱で、病院に行く日を一日延ばしにしていました。

そうこうしているうちに、毎朝、胃の痛みで起きるようになったため、意を決して病院を受診して処方されたのは、胃薬ではなく整腸剤とガスを速やかに排泄させるお薬でした。

胃と腸の関係や、便秘や腸内にガスがたまる理由と膨満感の予防法についてまとめました。

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胃痛の原因は便秘だった?

私は小学生の頃、登校拒否児童だったので、ストレスが原因だと思うのですが、いつも正露丸というとっても臭い胃腸薬を持ち歩くほどの腹痛持ちでした。

ですが、今回は、ピロリ菌のときと同様、胃が痛かったので、自分では腹痛という認識はなく、医師に触診してもらって「腸の動きが悪いですね~。快便ですか?」と聞かれて初めて快便ではないことに気づきました。

うさぎのウンチのようにコロコロだったり、軟便だったりで、ここ数ヶ月、大量にすっきりと出たことがありませんでした。

胃と腸の関係とは?

子どもの頃に流行っていたなぞなぞで、『井上さんの職業はな~んだ?』というのがありました。

井上⇒胃の上⇒食道というわけで、正解は『食堂』です。

子どもでも知っていることを、私は忘れていたようです。
 
 
食道と胃はつながっていますし、胃と腸は胃腸と呼ばれるほど密接な関係にあるのですよね。

私は自分が便秘だという自覚がありませんでしたが、胃痛と便秘が同時に起きているときは、根本的な原因が同じだということがよくあります。

胃痛と便秘が同時に発生する病気

激しい胃痛と便秘が同時に起こる場合は、腹膜炎・腸閉塞(イレウス)・潰瘍性大腸炎・巨大結腸症・大腸がんなどの重篤な病気が考えられるのですぐに病院に行きましょう。
 
このほかに、バリウムや内視鏡検査をしても異常がないのに、腹痛・便秘・下痢・胃やお腹の膨満感などの症状が起こる、機能性消化管障害(FGID)があります。

この機能性消化管障害には、過敏性腸症候群・慢性胃炎・神経性胃炎などがあります。

腸内にガスがたまる理由は?

過敏性腸症候群・慢性胃炎・神経性胃炎のほかにも、急性胃炎・胃下垂・胃腸虚弱などで胃の機能が低下すると、腸内にガスがたまって膨満感が起こりやすくなります。

胃の機能が低下する原因は、暴飲暴食です。食べ物や飲み物が急に胃に送り込まれると、胃の消化機能が一時的に低下してしまいます。食べ物が胃に留まってなかなか十二指腸に送られないために胃が膨らんで膨満感が起こるのです。

また、早食いをしたり、食事中におしゃべりをすると、食べ物と一緒に吸い込んだ空気が胃腸に溜まることで、膨満感を感じることもあります。

腸内にガスがたまる主な理由は便秘です。便秘の原因はたくさんありますが、便秘になると腸の蠕動運動が低下してしまい、腸内に溜まったガスが排泄されずに腸が膨張して膨満感を引き起こします。

膨満感の症状と予防法とは?

胃やお腹の膨満感というものが、医師に説明されるまで分からなかったのですが、通常は胃やお腹が膨らんで圧迫されているように感じます。
 
そういえば、ご飯を少し食べただけでも、たくさん食べたあとのようにお腹(胃)がいっぱいになった感覚がありました。
 
半年間も胃の調子が悪いと言いつつ、食欲は落ちなかったので、結局、いつも完食してしまいました。しかも早食いで、しばらくの間、苦しくて動けない状態が続いたので、あれが膨満感だったのだと思います。
 
威勢のよいガスが出た記憶はほとんどありませんでした。

膨満感の予防法とは?

膨満感を予防する方法は、まずは、暴飲暴食を避けることです。食べ過ぎ・飲み過ぎや不規則な食事は胃腸に負担をかけて、膨満感の原因になってしまうので、普段から、規則正しい時間に、なるべく消化の良いものを、良く噛んで腹八分目で食べる習慣をつけることが大切です。
 
また、トイレを我慢せず、水分や食物繊維を積極的にとって、ウォーキングなどの適度な運動を行うなど、便秘になりにくい生活習慣や食生活を心がけることも重要になります。
 
せっかく規則正しい食生活を身につけて、便秘になりにくい状態になったとしても、ストレスが溜まると胃腸の働きが低下して、膨満感の原因となってしまうので、自分の好きなことをするなどストレス解消法を見つけましょう!

膨満感の対処方法

市販の薬を使ってみることも、膨満感の対処方法のひとつです。食べ過ぎ・飲み過ぎによる膨満感には、市販の胃腸薬を服用することで胃腸の調子が整うこともあります。
 
胃腸薬のほかにも、乳酸菌配合の整腸薬や自然なお通じが期待できる漢方便秘薬など、種類はいろいろあるので、薬剤師さんに相談して自分に合ったものを試してみるのも良いかもしれません。
 
ただ、胃痛と便秘を併発している場合は、どちらか一方だけを治療してもあまり効果はないので、まずは、原因をつきとめるためにも病院で診察を受けることをお勧めします。

さいごに

胃カメラを飲まずに済んでホッとしているのですが、膨満感の自覚症状がなかったことは仕方がないとしても、快便かそうでないかを確認することもせずに、自分の体に無頓着だったと反省しています。

一人暮らしだからと、野菜の代わりに野菜ジュースを飲んで、すぐに食べられる簡単な食事で済ませていたことも、腸の動きを悪くする原因だったと思っています。

受診した日の昼食から、野菜や根菜や海藻をたっぷりと食べるようにしたところ、翌々日から快便が出始めました。

薬も忘れずに飲んでいるせいか、ガスも良く出るようになって、胃の痛みも少なくなってきました。
 
 
今回、私は、「病院に行けば必ず胃カメラ検査を受けることになる!」と思い込んでいたために受診が遅れました。

胃カメラ検査を受けたくない理由は、前回の検査で、前処置の段階ですでにオエッとなってしまい、最終的に鎮静剤の注射を打ってもらうほど辛かったからです。

考えてみれば、そのとき医師に「あ~あ。可哀想に。最初から鎮静剤を使えばよかったね。ごめんね。」と声をかけてもらっていたので、お願いすれば、鎮静剤を使った胃カメラ検査を受けられたと思います。
 
私の場合は、今のところ深刻な状況にはなっていませんが、もし、胃が痛かったり違和感があるのに、私のように病院を受診するのを一日延ばしにしている方がいたら、苦しくない胃カメラ検査を受けられる医療機関はたくさんありますし、緊急を要する治療が必要な場合もあるので、一日でも早く受診されることをお勧めします!
 
 
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