夏休みの自由研究は、小学生のお子さんだけで仕上げるには難しい宿題ですよね!?
毎年、自由研究が終わるまでは、お母さんも落ち着かないのではないでしょうか?
研究のテーマは自由だけど、何を調べたらよいか決めかねているという場合は「動物」について調べることをおすすめします!
自由研究のテーマに動物をおすすめする理由や、楽しくなる調べ方をご紹介しますね!
自由研究で小学生向けのテーマは動物がおすすめです!
アラフィフの私が子どもの頃は、インターネットという便利なモノがなかったので、夏休みの自由研究は、百科事典や図鑑で調べたり、近くの山に行って、セミやカブト虫やクワガタを捕まえる昆虫採集や、葉っぱや貝殻の化石を採取して、模造紙に写真を貼り付けて発表をしていました。
今は、終わらせようと思えば、インターネットで短期間で調べあげることができるので便利になりましたが、情報が溢れ過ぎているからこそ、模造紙を買ってきたものの何を調べたらよいか分からず途方に暮れて、毎年ギリギリになって慌てるのは、昔も今も変わりがないかもしれませんね^^;
サザエさんの弟の磯野カツオのように、宿題などまったく気にせず遊びまくっている子も中にはいますが、自由研究のテーマが決まらないと、お子さんもせっかくの夏休みを思い切り楽しめないのではないでしょうか?
動画のように、今は、会場に足を運べば夏休みの自由研究の宿題を済ませられる、親子参加型のイベントはたくさんありますし、最近では、塾通いなどで忙しい子どもの自由研究の代行サービスを請け負う業者も増えてきています。
子どもたちに人気のあるテーマのイベントだと、抽選にはずれたり、先着順でもすぐに枠が埋まってしまうこともあるので、希望のイベントに参加できない場合は、第2希望、第3希望のテーマで妥協して、自由研究を終わらせてしまうというパターンも少なくありません。
自由研究は宿題なので、さっさと終わらせてしまえばそれで良いのかもしれませんが、本来の自由研究の趣旨どおり、お子さんの興味のあることにじっくりと取り組ませたいけれど、何をテーマにしたら良いか分からないということであれば、動物をテーマにすることをおすすめします!
小学生の自由研究のテーマに動物をおすすめする理由は?
小学生のお子さんにとって、まったく興味のないテーマだと自由研究は苦痛になってしまいますが、動物(生き物)というジャンルにすればかなりの種類があるので何かしら興味を持てる動物が見つけられると思います。
動物の生態を調べていくうちに、自分と似ている動物に出会えるかもしれませんね。
私に似ている動物といえば「ナマケモノ(怠け者)」かな?なんて、名前からくる勝手なイメージで妄想してしまいましたが、少し調べてみると、ナマケモノは怠けたいわけじゃなくて、体の筋肉がほとんどないために、動きたくても動けない動物だということが分かって、もう、「ナマケモノさんっ!ごめんなさいっ!」って謝りたい気持ちでいっぱいです。
ナマケモノの生態についてはこちらに詳しく書かれていますよ!
このように、「その動物のことなら知ってるよ!」と思い込んでいる場合でも、じっくり調べてみると意外な発見があるかもしれません。
普段の生活でも、「なぜ?」「どうして?」とお母さんを質問攻めにしてしまうほど、子どもは好奇心が旺盛なので、気になる動物について調べていくうちにどんどん興味が湧いてきて、気がついたら研究結果がたくさん積み重なっていきますよ♪
自由研究のテーマにはどんな動物を選べばいいの?
自由研究のテーマにする動物は、楽しんで調べられそうな生き物であればなんでもOKです!
●犬・猫・うさぎ・ハムスターなどの身近にいるペット
●ライオン・ゾウ・きりん・パンダなどの動物園にいる動物
●ペンギン・魚・アザラシ・ラッコなどの水族館にいる生き物
●昆虫・爬虫類・両生類
など、人間を含むすべての生き物が研究の材料になるので、まずは興味が持てそうな面白い動物を探すところから始めて、どのように調べていくかを考えましょう。
自由研究のテーマにする動物を探すきっかけになるものは、
●定番の図鑑
●意外と注目されていない国語辞典
●インターネット
●動物園や水族館などのボランティアガイドさんに質問する
などがあげられます。
先日、次女と上野動物園に行ったときに、カバを見ていて「あれ~?なんでカバの体は水に入ったみたいに濡れててテカテカしているんだろうね?」などと話していたところ、近くにいたボランティアガイドさんが、その理由を丁寧に教えてくれましたよ♪
図鑑やインターネットだけでも情報収集はできますが、動物園などで本物を見た方が愛着が湧くかもしれませんね。
動物のどんなことを調べたらいいの?
例えば、この動画を見て、「おじぎをしてる!かわいい♪」「ハシビロコウってどんな動物だろう?」「クラッタリングって何のこと?」などと少しでも興味を持てば、「あ!ハシビロコウのことを自由研究で調べたら面白そう♪」という気持ちが自然と生まれると思います。
お子さんが興味を持った動物なら、ひとつ調べ始めたら芋づる式に「もっと知りたい!」という気持ちがどんどん湧いてきて楽しくなってきますね。
「こういうことを調べなければいけない」などという決まりはないので、気になったことはとことん調べていきましょう。脱線したって大丈夫です!だって「自由」研究なのですから♪
自由研究が楽しくなる調べ方をご紹介!
もちろん、調べ方は自由なのですが、研究(観察)結果をまとめて発表をするときのことを考えると、最初にある程度テーマを決めておいた方が、頭の中が取っ散らからなくていいかもしれませんね。
自由研究が楽しくなるようなテーマをいくつかあげてみます。
●馬とシマウマの違い
●カバとコビトカバの違い
●アミメキリンとマサイキリンの違い
●レッサーパンダってパンダの仲間なの?
●ハリネズミはネズミじゃなくて、もぐらの親戚だった!
●ゾウ、ゾウガメ、ゾウアザラシは種類の違う動物なのに、みんなゾウがつくのは、何故だろう?
●動物の耳、鼻、足、指、爪、肉球はどんな形?
●動物のヒゲや尻尾にはどんな役割があるの?
●人間は指紋、牛は鼻紋で個体を特定できるけど、ほかの動物はどこで見分けるの?
●ハムスターやリスの頬袋はどうなっているんだろう?
●ペリカンの「のど袋」の秘密とは?まめ知識はこちらにありますよ♪
●鵜飼いの漁の方法は?鵜がオエッてなるから可哀想?
●カバの汗が赤いのはどうして?カバさんのプロフィールはこちらからどうぞ♪
●ヤギや牛の反芻(はんすう)ってなぁに?
●ウサギの食糞(しょくふん)ってなぁに?
●カワウソに餌付けをすると握手ができる?
●ペンギンの羽毛はどうして水をはじくの?
などなど、このほか、昆虫、魚、爬虫類、両生類の習性について調べるのも面白いですね。
動物園などに連れて行ってもらう場合の調べ方
もし、動物園や水族館などに連れて行ってもらう場合は、現地に着いてから気になる動物を見つけて、ジィ~っと観察するのもいいですし、旅行に行くときのように、事前に下調べをしてから観察すると、予想したことと実際との違いも研究材料になるのでいいかもしれませんね。
また、飼育員さんやボランティアガイドさんに、何も考えずにただ聞くのではなく、自分なりに「こうじゃないかな?」と理由を考えてから質問すると、当たっても外れてもクイズみたいで楽しいですよ♪
さいごに
動物がよっぽど苦手でない限り、生き物は興味をもって調べてみるといろいろな発見があってとても面白いですよ♪
今では、虫は苦手になってしまいましたが、私が小学生の頃は、毎日カイコに桑の葉を取ってきて食べさせて、繭を作って、成虫(蛾)となって繭から出てくるまで育てたことが懐かしいです。
自由研究でどのように発表をしたのかはまったく覚えていませんが、カイコがむしゃむしゃと桑の葉を食べる音は今でも覚えています。
自由研究は失敗したことも含めて研究になるので、気負わずに楽しく調べられるといいですね!
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