
インフルエンザ検査はタイミングが早いと陰性に!
私は今年に入ってすぐ、B型インフルエンザに感染してしまいました。
職場でなのか、通勤の電車の中でなのか、感染経路は定かではありませんが、私がさらに3人にうつしてしまい、インフルエンザの威力を思い知りました。
インフルエンザ検査はタイミングが早いと陰性に出ると聞いていましたが、今回、高感度インフルエンザ迅速診断システムで検査してもらったので、記載したいと思います。
インフルエンザ検査はタイミングが早いと陰性に出ることがあります
インフルエンザの検査は、長細い綿棒を鼻の奥に挿入して、グリグリとぬぐい取った液の中にインフルエンザウイルスが存在しているかどうかを調べるのですが、検査結果が陽性だった場合は、ほぼ間違いなくインフルエンザに感染しているので、処方してもらったお薬を飲んで、必要であれば証明書や診断書を医師に書いてもらい学校や会社に提出して、隔離期間が解除されるまでひたすら待つという流れになります。
「インフルエンザかもしれない!」と自覚してから医療機関を受診するまでの時間があまりにも短いと、実際にはインフルエンザに感染しているのに、検査結果が陰性に出てしまう場合があることは多くの皆さんがご存知のことと思います。
通常は、発熱などの症状が出てから12~24時間が経過しないと、陽性反応が出ないとされていることは知っていたので、私は、「インフルエンザかもしれない!」と自覚した日の翌日に会社を休ませてもらい、クリニックの午後の診察の遅めの時間に受診しようと思っていたのですが、派遣会社の担当者から検査結果を急かされてしまいました。
「そんなに急かされても、正確な結果が出なければ検査を受ける意味がないのに・・・」
「十中八九インフルエンザなのに、検査結果が陰性に出たら、ゲホゲホと咳が出るのに無理して出勤しなきゃいけないのかなぁ?」
「そうなったら、みんなにうつしちゃうよね!?」
「今日の検査結果が陰性だったら、明日の朝、もう一度検査してもらえばいいんだろうけど、鼻に綿棒グリグリ検査を2度も受けるのは痛いし検査料も2回分支払わなきゃならないし、嫌だなぁ ヾ(≧(エ)≦)〃」
「そもそも具合が悪いのに2度も病院に足を運ぶ体力はないし・・・」
などと考えつつ、予定よりも早めの時間帯にクリニックに到着しました。
クリニックの受付で、インフルエンザの検査をしてもらいに来たことを告げると、症状が出始めた時間を聞かれたので、前日の20:00頃と答えると、案の定、「検査のタイミングが早いので、実際にはインフルエンザでも、結果が陰性に出る可能性が高いです」と説明されました。
「ですよねぇ」と言いつつ、隔離部屋でしばらく待っていると、看護師さんがやってきて、「以前の検査キットですと、感染してから一定の時間が経って、インフルエンザウイルスが増殖してからでないと、実は陽性なのに、判定が陰性に出てしまっていたのですが、うちのクリニックには富士フイルムの感度の高い検査キットもあるので使ってみますか?それとも明日の朝いらっしゃいますか?」と、説明をしてくれました。
通常の検査キットと高感度の検査キットの金額の差は気になりましたが、往復1時間かけて2度もクリニックに足を運ぶのは厳しかったので、高感度の検査キットで検査をしてもらうことにしました。
インフルエンザの検査キットの判定結果の診断における割合とは?
今回受診したのは、私がいつもコレステロールや中性脂肪を下げるお薬をもらっているクリニックです。
別な症状があったときに大きな病院を紹介してもらったり、メンタル面の相談にも乗っていただいたり、心臓カテーテル検査のスペシャリストでもあるので、すべての病気に対して総合的な判断を下すお医者様です。
以前、次女がマイコプラズマ肺炎の疑いで診てもらったクリニックの医師も、なるべく患者の負担を少なくしようと考えてくださる方で、「レントゲンを撮ればマイコプラズマ肺炎と診断がつくかもしれないけど、診断がつかない可能性もあるので、無駄な被爆はさせたくない」と仰り、丁寧に診察をしてくださり、「マイコプラズマ肺炎ではなかったとしても、これだけ酷い咳が出ているのでこの薬が有効ですよ」と1回飲めば30日間効き目が持続する薬を処方してくれました。
お医者様によっては、インフルエンザの検査キットの判定結果のみで診断を下す場合もあると聞きます。
そうなると、「検査の結果、インフルエンザは陰性でした。良かったですね。心配なら明日来て下さい。」⇒(翌日)「検査の結果、インフルエンザは陽性でした。お薬を出しますね。」となり、ただでさえ体力が落ちている患者の負担が大きくなります。
インフルエンザの薬はウイルスが増えるのを抑える薬なので出来るだけ早く使った方が効果的です。
本当にインフルエンザかどうなのかを調べることは、もちろん大切なことだと思っていますが、タイミングによって結果が異なる検査ならば、特に小さなお子様には、(上手な人もいますが)痛くて涙が出る「鼻に綿棒グリグリ検査」は不要なのではないかな?と感じています。
インフルエンザの検査キットの判定結果のみではなく、総合的に症状を診断してくれる医師にかかりたいものですね。
インフルエンザ検査の高感度検出技術とは?
私は会社を休むために、インフルエンザであることを証明するモノが必要だったので、高感度の検査キットで検査をしてもらいました。
発症初期ではインフルエンザウイルスの量が少なくて、従来の検査キットでは偽陰性という結果が出ていましたが、高感度の検査キットは、富士フイルムが長年培った画像処理技術を応用することで、検査目標の大きさを約100倍に増幅することができ、検出感度を飛躍的に向上させることに成功しました。
会社に診断書を提出するとなると出費が痛いと思いましたが、インフルエンザの薬の名前が記載されている処方箋を、スマホのカメラで撮影して担当者にメールするだけで済んだので良かったです。
さいごに
私の職場には、ご自身がインフルエンザであることを分かっていながら、出勤している方が数人いました。
インフルエンザで体がだるいのに出勤するその根性はすごいと思いますが、やはり、うつされる側にとっては迷惑な話ですね。
インフルエンザから肺炎に悪化することもあるので、治療はきちんと受けましょう♪
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