炊飯器では芯が残ってしまう玄米がふっくらと柔らかく炊けたり、調理の時間が短くなって光熱費が安く抑えられるなど、良いことずくめのように見える人気の圧力鍋ですが、購入を躊躇している方も多いです。
初めての圧力鍋の購入を検討中の方に、ガスを使う圧力鍋のメリットとデメリット、電気圧力鍋や電子レンジ圧力鍋よりも簡単で便利に使える調理グッズをご紹介します。
圧力鍋のメリットとデメリット
使ったことのない人から見ると、圧力鍋は扱い方が難しくて、シューシュー・ピーピーと、物凄い勢いで噴射する湯気と、せわしないい音に「爆発したらどうしよう!」という怖いイメージがあり、「私には使いこなせない」と圧力鍋を使うことをあきらめてしまう人も多いのではないでしょうか?
「こんなに便利な圧力鍋を使わないなんてもったいない!」というくらい、圧力鍋を上手に使いこなしている方もいれば、便利と聞いて購入してみたものの、扱い方が難しくて「我が家の圧力鍋はシンクの下で眠っているわ」という方もいます。
圧力鍋のメリットとデメリットを見ていきましょう。
圧力鍋のメリット
・圧力鍋の蓋を密封するので素早く120℃前後の高温高圧になるため火を使う時間が短くなり、加熱加圧後は火を止めて余熱調理もできるので光熱費の節約になる。
・豚の角煮や牛すじ肉のビーフシチューなど、長時間コトコトと煮込む料理が短時間でできたり、イワシなどの魚の煮付けも骨ごと食べられるほど柔らかく仕上る。
圧力鍋のデメリット
・火力が弱いと圧がかからないので、始めはしっかりと強火で圧力鍋に圧をかけてから火力を調節し、火を止めるまでは、終始「安全バルブ」の状態を確認する必要があるので、鍋の側を離れずに見守っていた方が良い。
・加熱加圧を始めると、途中で蓋を開ける事ができないので味見ができない。
・圧力鍋の付属レシピ本を見て作ったのに、煮崩れたり野菜が溶けてしまった。
・圧力鍋の長所は素材を柔らかくすることなので、蓋を取り替えられない場合は、素材に味を染み込ませるために鍋を移し変えて煮込む必要があるので、手間や洗い物が増えて面倒。
・自然に圧が下がるまで待てないときは水で冷やしすこともあるので、本当に時短になるのかが疑問。
・毎日のように強い圧力がかかると、パッキンが破損したり圧力が弱くなったりと壊れることが多いので、耐久性や保証期間が長い圧力鍋を選ぼうとすると価格が高くなってしまう。
・普通の鍋よりも大きくて重いので、洗うときや収納するときに少し不便。
このように、圧力鍋にはメリットもデメリットもあるわけですが、味を染み込ませる前に素材を柔らかくするための下ごしらえと捉えたり、人参を柔らかくしているうちにジャガイモが溶けてなくなってしまう場合は、ジャガイモを大きく切るなど、デメリットをしっかりと把握して使いこなせるようになれば、お料理に手放せない強い味方になってくれますね♪
圧力鍋よりも電気圧力鍋や電子レンジ圧力鍋の方が使いやすい?
ガスコンロの火を使う圧力鍋のほかにも、電気圧力鍋や電子レンジ圧力鍋があります。
ガス・電気・電子レンジ、どの圧力鍋が使い勝手がよいのでしょうか?
電気圧力鍋
電気炊飯器のようにスイッチを入れるだけで、センサーで温度や圧力を自動調節してくれるので、火加減を調節する必要がありません。
タイマーをセットして使うこともできるので、安全バルブのサインを確認する必要のある圧力鍋のように、ずっと鍋の側についてもいなくて済むのでとっても便利です。
電気圧力鍋を使えばコンロの場所が1ヶ所空くので、他の料理を調理することができてさらに時間が短縮できますね。
内鍋の素材は軽くて扱いやすいアルミニウムで、取り外して洗うだけなのでお手入れも簡単です。
電子レンジ圧力鍋
まるで炊飯器のような電気圧力鍋も魅力的ですが、電子レンジに入れてチンするだけの電子レンジ圧力鍋も便利そうな予感がしますね♪
電子レンジ圧力鍋のメリットは、ガスコンロの火を使う圧力鍋に比べて、安くて軽くて安全性が高く、使い方やお手入れも簡単で見た目が良いので、調理後はそのまま食卓に出せるところです。
調理方法は、材料を容器に入れてスライド式の蓋をしっかりと閉じてレンジにかけ、加熱後は弁が下がってから蓋を開けるだけです。
電気圧力鍋と同じく、調理中に側にずっとついている必要がありません。
デメリットとしては、購入直後からしばらくは蓋が開けにくいということと、電子レンジに入る大きさなのでお料理を大量には作れないこと、そして、電子レンジの性能にもよりますが、付属レシピ通りの時間加熱しても素材が柔らかくならず、さらに時間を倍にしても普通の柔らかさにしかならず、味がほとんど素材に染み込んでいないという意見が多かったです。
料理の仕上がりが通常の圧力鍋と同じだと期待をして購入してしまうとガッカリするので、電子レンジ蒸し器と考えたほうが良いという口コミが多く、ルクエのようなシリコン製の電子レンジ調理グッズと考えて購入した方からは高い評価を得ています。
また、調理後のお手入れですが、電子レンジ圧力鍋そのものは、小さくて軽くて扱いやすいので問題はありませんが、料理によっては、電子レンジの内側に汚れがべったりとついてしまうので、掃除が面倒になって電子レンジ圧力鍋を使わなくなってしまったという方もいました。
このような結果から、電子レンジ圧力鍋での料理の仕上がりは、ガスや電気を使う圧力鍋には及ばないようですね。
電子レンジ圧力鍋よりも簡単で便利な調理グッズとは?
前章で記載したように、電子レンジ圧力鍋は手軽な電子レンジ調理グッズとしては評価が高いものの、料理の仕上がりに関してはいまひとつといった感想が多く見られました。
電子レンジ圧力鍋ならお手頃価格なので購入してみようかな?と思われた方はガッカリされたかと思いますが、電子レンジ圧力鍋で作るよりも美味しく仕上がると評判の、リード プチ圧力調理バッグを試してみてはいかがでしょうか?
リード プチ圧力調理バッグは、材料と調味料を入れて電子レンジでチンするだけで、短時間でかんたんにお料理が作れる商品です。
メーカーが、同じ電子レンジで加熱調理をするのでも、お皿にラップをかけた場合・シリコンスチーマーを使った場合・リード プチ圧力調理バッグを使った場合を比較したところ、リード プチ圧力調理バッグで調理した料理が、圧倒的に味がしっかりしみ込んでいたという実験結果が出ました!
すでに圧力鍋を使用している場合でも、少量の料理を作りたいときには重宝しますね。
さいごに
ガス・電気・電子レンジ用の圧力鍋には、それぞれの良さがありますが、購入してから「失敗した!」となってしまっては、高価な商品なので痛手が大きいです。
リードのプチ圧力調理バッグなら、冷凍保存もできて、鍋・お玉・菜箸も不要、食べ終わったら捨てるだけで洗い物も少なくて済むので、少人数のご家庭で少量を調理する場合など、低価格なので気軽に試すことができるのも嬉しいですね♪
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