
虫歯じゃないのに歯が痛い原因と治療法は?
歯が痛くて歯医者さんに診てもらったら「虫歯ではないですよ」と言われ、一瞬安心したものの「虫歯じゃないのにどうして痛むの?」と納得がいかなかった経験はありませんか?
私にはあります。以前から右下の一番奥の歯が痛くて歯茎が重いと、歯医者さんに訴えていたのですが、虫歯ではないと言われ続けているうちに、その手前の歯を抜歯することになり、現在、その痛む歯には、抜歯した歯を補うために3本連結したブリッジがかぶせてあるので、通常よりも負担がかかってしまい、食べ物を噛むと以前よりも痛いので、そっ~と噛んでいる状況です。
虫歯じゃないのに歯が痛くて歯茎が腫れる場合に考えられる原因と対処法についてまとめました。
虫歯じゃないのに歯が痛くて歯茎が腫れるのはなぜ?
虫歯じゃないのに歯や歯茎が痛かったり、歯茎が腫れるのはなぜなのでしょうか?
歯の痛み方にも色々ありますが、
・冷たいものがしみる
・甘いものがしみる
・歯磨きをすると痛い
・前から違和感のあった歯が痛くなり始めた
・何の前触れもなく突然痛み出す
・食べ物を噛むと痛む
・何もしなくてもズキズキと痛む
・歯茎が腫れて痛い
・治療が終わった歯が痛む
・疲れると歯茎が痛い
などなど・・・
このような症状があっても、知覚過敏や歯周病や歯槽膿漏、横向きに生えた親知らずが隣の歯を押しているなど、虫歯ではない場合があります。
虫歯ではないけれども、歯や歯茎が痛むときに、歯医者さんで治療してもらえる例をあげてみます。
歯や歯茎の痛みを歯医者さんで治してもらえる場合
歯医者さんで虫歯の治療をすることで、隣の歯の神経が刺激を受けて痛むこともありますし、治療後に銀歯をかぶせた歯が、熱い食べ物や冷たい食べ物を食べたときに金属の熱伝導によって痛みを感じることもあります。
この場合は、しばらく様子をみているうちに痛みがなくなることがほとんどです。
銀歯をかぶせた歯が、食べ物を噛めないほど痛む場合は、再度、歯医者さんに行って噛み合わせを調整してもらうと痛みが治まることが多いです。
治療済みの歯が、何もしなくてもズキズキと痛むので、歯医者さんでレントゲンを撮ってもらったら「異常はありません」と言われたけれど、痛みが治まらないのでほかの歯医者さんを受診して、かぶせてある金属を外して丁寧に調べてもらったら、微細な亀裂が歯根まで走っていて細菌感染を起こしていたことが分かり、歯根の中を掃除する根管治療をしてもらったら痛みがなくなったという例もあります。
微細な亀裂はレントゲンでは映らない場合があるので、誤診とまでは言えませんが、歯医者さんによっては見落としてしまう場合があることは否定できません。
私は、歯磨きはきちんとしているのに、歯の質が弱いらしく、歯医者さんには若い頃から頻繁にお世話になっていて、前歯4本が差し歯です。
Aという歯医者さんで1本85000円×4本、合計340000円で差し歯を作ってもらいました。
抜歯ではなく差し歯なので、土台となる歯は残っているのですが、数年後、そのうちの1本の歯が眠れないほど痛くなったので、Bという歯医者さんで診てもらったところ、歯の根の治療が不十分だったせいで化膿していることが分かり、抜歯しなければならなくなりました。
外した差し歯を再利用することができず、新しく作り直してもらったので、さらに340000円かかってしまいました。Σ(゚д゚lll)ガーン
また、歯ぎしりや歯を食いしばることによって、歯や歯茎が痛む場合は、歯医者さんでマウスピースを作ってもらって就寝時に使うことで、歯や歯茎への負担が減ります。
私も歯医者さんに「歯が磨り減っていますよ」と指摘されて、マウスピースを作ってもらったのですが、たまに使わないで寝てしまうと、翌朝、歯や歯茎や下顎が重いだけでなく、首や肩が凝っているので、そんな時、「マウスピースは役に立つ存在なのだな」と感じます。
次に、歯医者さんでは治療ができない、歯や歯茎の痛みの原因について見ていきたいと思います。
虫歯じゃないのに歯や歯茎が痛む場合に考えられる原因と対処法は?
歯や歯茎に限らず、痛みというのは不思議なもので、首や肩が痛いと思ったら腰骨が歪んでいることが原因だったなど、痛む場所とその原因となる場所が異なることがよくあります。
どの歯が痛むのか分からないほど上の右側の奥歯がズキズキして、頬骨も痛く、目が熱くて歯医者さんで診てもらったところ、耳鼻科の受診を薦められて、副鼻腔炎と診断され、副鼻腔炎の治療で歯の痛みが消えるケースも多いです。
下の左奥歯と左側の下顎が痛むので親知らずだと思って歯医者さんを受診したら、親知らずでも虫歯でもないと言われたので、整体院で診てもらったところ頚椎ヘルニアと診断され、コルセットをつけて頚椎の負担を軽くしたら下顎の痛みも軽くなり奥歯の痛みもなくなったという例もあります。
また、総入れ歯の人でも歯が痛いと感じる場合があることから、疲れが溜まっていたり、ストレスを感じていたり、睡眠不足も歯や歯茎の痛みの原因になると考えられています。
睡眠を十分取ったり、ゆっくりと入浴をしたり、ストレスを発散することで痛みが和らぐ場合も多いです。
重篤な例では、三叉神経痛で片側の顔面の激しい痛みが始まるよりも先に歯が痛む場合もありますし、歯や歯茎の痛みが狭心症の前触れで起こる場合もあるので、どの医療機関を受診したらよいのか判断が難しくなりますが、三叉神経痛や狭心症、あるいは心筋梗塞と歯の痛みは無関係ではないと意識しておかれると、いつか役に立つことがあるかも知れません。
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