巻き爪が悪化する原因と痛みの対処法 巻き爪を悪化させない方法

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足の親指の巻き爪は、爪の両端または片端が巻いて肉に食い込んだ状態のことです。炎症を起こして出血したり化膿したりと激しい痛みを伴う場合もあります。

巻き爪になってしまうと平らな爪に戻すことは難しいと思いますが、巻き爪が皮膚に食い込まないように、痛みのない状態をキープしていきたいですね。

今回は、巻き爪が悪化する原因と痛みの対処法、巻き爪を悪化させない方法をお伝えします。

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巻き爪が悪化する原因

巻き爪が悪化する原因として考えられるのは、きつい靴や靴下やストッキングなどでつま先を締めつけることや、足を酷使するスポーツや逆に歩かないことや、間違った歩き方や間違った爪の切り方です。

先の細く尖ったデザインの靴やパンプスやハイヒール、幅が狭い靴やサイズが小さすぎる靴はつま先を圧迫し、逆に幅が広すぎる靴や大きすぎる靴を履いていると靴の中で足が前方に滑ってつま先に負担がかかってしまいます。ストッキングや靴下を履いているときも指先は窮屈な状態になってしまいます。

足を酷使するスポーツ

ウォーキングやマラソンなど、長い距離を歩いたり走ったりすることや、クラシックバレエやテニスやバドミントンなどの足の指に大きな負担のかかるスポーツを頻回に行うことでが巻き爪が悪化する原因となります。

(長女は巻き爪ではないのですが、クラシックバレエを習っていたとき、トゥシューズを履いて練習をしている段階で親指の爪が紫色になっていて、発表会の本番直前に爪が剥がれてしまいましたが痛みはなかったと言っていました。爪が死んでしまっていたのですね。私は巻き爪なのでトゥシューズで踊る以前に爪先立ちしただけで痛みで失神してしまうと思います。)

歩か(け)ないこと

反対に、膝が痛いなどの理由で長期間歩けなかったり、通勤に車や電車を使うことで歩行不足になり、足裏から十分な圧力がかからないことで爪がだんだん内側に巻きやすくなります。

爪は自然に内側に湾曲してくる性質があるのですが、歩くことによって足裏からの圧力と爪が湾曲しようとする力のバランスがとれているので、なんらかの理由で歩くことが難しくなり足裏からの圧力がかからなくなると、そのバランスが崩れて巻き爪が悪化します。寝たきり状態の方に巻き爪が多いことはこの現象が考えられます。

間違った歩き方

加齢による筋力低下や歩き方のクセで、ガニ股で歩いてしまうと足の親指側があまり地面に着地していないため足裏からの圧力がかからず、親指の爪が湾曲しようとする力の方が強くなることで巻き爪になりやすいです。ガニ股歩きではない人でも、巻き爪になって痛みが出てくると、巻き爪をかばってかかとに体重をかけて歩いているうちにさらに爪は巻いてしまう、という悪循環になります。

間違った爪の切り方

深爪をすると一時的に爪が皮膚に食い込まなくなって痛みが和らぐこともありますが、深爪をすることで傷ができたり、今まで隠れていた部分のゴミや汚れを無理に取ろうとすると細菌感染を起こしやすくなり痛みが増したり化膿してしまいます。

巻き爪の痛みが出たときの対処法

巻き爪の痛みが出たときの対処法は、軽度の場合は食い込んだ巻き爪の横の皮膚を下方向に引っ張るテーピングでも痛みが軽減しますし、爪と皮膚の間に隙間があればコットンを詰めるコットンパッキング方法も有効です。

通販で自宅でできる巻き爪矯正具が色々と販売されているので、レビューを確認して試してみてはいかがでしょうか?

患部が化膿して歩けない状態まで症状が進んでしまった場合は、何科で診てもらえるかを病院に問い合わせてから受診しましょう。持病のあるかたは、巻き爪になった時点で主治医に相談されることを強くお勧めします。

巻き爪を悪化させない方法

巻き爪を悪化させない方法のひとつは正しい靴を選ぶことです。大きすぎず小さすぎず、踵がしっかりと固定されていて、全ての指が靴の中で動かせる程度のゆとりがあることと、中敷きが土踏まずの形に合っていることが重要です。
 
先の細く尖ったデザインの靴やパンプスやハイヒールを履くことは極力避け、どうしてもという場合は、その靴を履く必要のないときのために履きなれた靴も用意しましょう。
 
靴のかかとの高さは2~3cmまでとし、足の甲や足首に負担のかからないショートブーツのような安定性があるデザインの靴を選びましょう。
 
また、靴を変えてもタイツやストッキングで足を締め付けていると巻き爪が悪化するので、レギンスやトレンカのように足先があいていて締め付けのないものを選びましょう。
 
正しい爪の切り方
 
足の親指の爪の先端は直線状に切って、角は深く切らずに軽く丸める程度に整える「スクエアオフ」と言う切り方が理想的です。短すぎても長すぎてもよくありません。下図の爪の長さは少し長すぎますが形のイメージとして参考にして下さい。通常の爪切りで切りにくい場合はニッパー型爪切りで爪を切り、角は爪ヤスリで丸めると良いと思います。
 
厚くて硬い爪は乾燥した状態で切ると、割れたりヒビが入る場合もあるので、お風呂上がりの柔らかくなったときがおすすめです。
 

足の爪の切り方

足の爪の切り方

さいごに

私も巻き爪には長年悩まされていたのですが、爪の切り方に気をつけることと、痛みが少しでも出始めたときは巻き爪矯正具をすぐに装着して、ここ数年は問題なく過ごしておりました。
 
私が使っている巻き爪矯正具は形状記憶合金の【送料無料】Dr.Scholl(ドクターショール) 巻き爪用クリップ Mサイズ 16.5mm 1個です。
 
2個買えば良いのですが、ちっちゃ~~~いのに結構なお値段なので1個だけ買って、3~5日おきに左右の足に交互に使っています。
 
最近になってまた、右の親指の爪が皮膚に食い込んで炎症を起こしてしまったので、「在宅の仕事に切り替えてほとんど歩かなくなって、たまに外出するときも、窮屈なパンプスではなくスニーカーを履いているのに何でだろう?」と不思議に思っていましたが、歩かなくなったことこそが原因だったのですね!
 
在宅の仕事に切り替えてから、不眠症になってしまい、病院で睡眠薬を処方してもらいましたが、睡眠薬で眠れるときもあるのですが、眠れない割合の方が多く、早く運動をしなくちゃ!というタイミングだったので、巻き爪の炎症が治まるのを待って、短い距離からウォーキングを始めました。
 
短時間のウォーキングにもかかわらず、3日目の夜からちゃんと眠れるようになりました!
٩( ´◡` )( ´◡` )۶
 
久々に巻き爪矯正具を装着したときに、以前より巻きが強くなっていることは確認できました。人間の体は歩くことを前提に作られているのだなぁと改めて感じました。ウォーキングは毎日続けます!
 
 
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